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広辞苑の検索結果 (50)
うかさ・れる【浮かされる】🔗⭐🔉
うかさ・れる【浮かされる】
〔自下一〕[文]うかさ・る(下二)
①刺激を受けて心が正常でなくなる。何かに心を奪われる。好色一代女5「人に―・れて親の日をかまはず」。「海外旅行ブームに―・れる」
②茶類を飲んで興奮し、眠れなくなる。鯛の味噌津「茶に―・れると夜寝られませぬから」
③高熱により意識が不確かになる。「熱に―・れる」
うかし【浮かし】🔗⭐🔉
うかし【浮かし】
①浮かすこと。また、浮かすもの。汁の実など。浄瑠璃、心中宵庚申「かき立て汁に小菜の―」
②(→)「うき(浮子)」に同じ。
⇒うかし‐びょうし【浮かし拍子】
うかし‐びょうし【浮かし拍子】‥ビヤウ‥🔗⭐🔉
うかし‐びょうし【浮かし拍子】‥ビヤウ‥
人の心を浮き立たせる拍子。浮き拍子。うかれ拍子。
⇒うかし【浮かし】
うか・す【浮かす】🔗⭐🔉
うか・す【浮かす】
〔他五〕
①浮くようにする。浮かべる。赤染衛門集「筏の形を作りて―・したりしを見て」。「池に小舟を―・す」
②浮き立たせる。ひき立てて陽気にする。狂言、宗論「これから踊り念仏を初めて、きやつを―・いてやらう」
③本来の状態から浮き上がったようにする。今昔物語集19「神拝も―・し、朔幣なども止められて」。「腰を―・して逃げ腰になる」
④やりくりして余分が出るようにする。「時間を―・す」
うかぬ‐かお【浮かぬ顔】‥カホ🔗⭐🔉
うかぬ‐かお【浮かぬ顔】‥カホ
心配事などがあって、晴れ晴れしない顔。
うかば・れる【浮かばれる】🔗⭐🔉
うかば・れる【浮かばれる】
〔自下一〕
①死者の霊が成仏できる。「これで父も―・れるでしょう」
②(多く打消の語を伴う)苦労などが報われる。「必死に勉強したのに不合格では―・れない」
うかび‐あが・る【浮かび上がる】🔗⭐🔉
うかび‐あが・る【浮かび上がる】
〔自五〕
①底の方から浮きあがる。
②見えなかったものがおもてにあらわれる。判明する。「犯人が―・った」「対立点が―・る」
③地位や境遇が、悪い状態から脱してよくなる。「最下位から―・る」
うかび・でる【浮かび出る】🔗⭐🔉
うかび・でる【浮かび出る】
〔自下一〕
明らかでなかった物事が現れる。浮かび上がる。
うか・ぶ【浮かぶ・泛ぶ】🔗⭐🔉
うか・ぶ【浮かぶ・泛ぶ】
[一]〔自五〕
➊浮力などによって、基底から離れて位置し、漂っている。
①水面・水中・空中などにおいて沈まず均衡を保っている。古今和歌集雑「わたつみの沖つしほあひに―・ぶあわの消えぬものから」。「空に雲が―・ぶ」
②浮動して定まらない。気持などがうわついている。源氏物語帚木「女の宿世はいと―・びたるなむあはれに侍る」。源氏物語夕顔「―・びたる心のすさびに人をいたづらになしつるかごと負ひぬべきが」
③根拠がない。確かでない。源氏物語東屋「ようも案内せで、―・びたる事を伝へける」
④心がうきうきする。気が晴れ晴れする。「心配気な、―・ばない顔色」
➋奥底にあるものごとが表面に姿を現す。
①水中から水面の方へ出てくる。今昔物語集19「母は一町ばかり下りて―・び沈みして流れ下りけるに」
②表面に出てくる。外面に現れる。蜻蛉日記下「あやしうも心細う、涙―・ぶ日なり」。「おのずとほほえみが―・んだ」
③意識の表面に出てくる。思い起こされる。更級日記「これを見るよりほかの事なければ、おのづからなどは、そらにおぼえ―・ぶを」。「故郷の山河が目に―・ぶ」「アイディアが―・ぶ」
④はっきりしなかった物事がくっきりと鮮明になる。「容疑者が―・ぶ」
⑤苦境を脱する。世に出る。立身出世する。源氏物語澪標「御子どもなど、沈むやうにものし給へるを、皆―・び給ふ」
⑥亡者の霊が成仏する。山家集「―・ばん末をなほ思はなん」→うかばれる。
[二]〔他下二〕
⇒うかべる(下一)
⇒浮かぶ瀬
○浮かぶ瀬うかぶせ
成仏する機縁。また、苦しい境遇や気持から脱け出す機会。「身を捨ててこそ―もあれ」
⇒うか・ぶ【浮かぶ・泛ぶ】
○浮かぶ瀬うかぶせ🔗⭐🔉
○浮かぶ瀬うかぶせ
成仏する機縁。また、苦しい境遇や気持から脱け出す機会。「身を捨ててこそ―もあれ」
⇒うか・ぶ【浮かぶ・泛ぶ】
うか・べる【浮かべる・泛べる】
〔他下一〕[文]うか・ぶ(下二)
①沈まないように浮かせる。万葉集5「春やなぎかづらに折りし梅の花誰か―・べしさかづきの上に」。日葡辞書「フネヲウカブル」
②表面に出す。表情にあらわす。今昔物語集16「目に涙を―・ぶるを見て」。「満面に喜色を―・べる」
③意識にのぼせる。思い出す。「状況を頭に―・べる」
④そらよみする。暗記する。枕草子23「古今の歌二十巻をみな―・べさせ給ふを」
⑤熟知する。熟達する。玉塵抄19「竇は天文暦道をかんがへ―・べた者なり」
⑥苦しい境遇から助け出す。また、立身出世させる。源氏物語明石「沈めるともがらをこそ多く―・べ給ひしか」
⑦迷いからぬけ出させ、亡者の霊を成仏させる。往生させる。山家集「身の憂さを君ならでまた誰か―・べん」
うか‐み【斥候】
(「窺い見る」の意か)敵の様子をさぐること。また、その人。ものみ。間諜。令制では陸奥・出羽・越後に置く。天武紀上「処々に―を置けり」
うか・む【浮む】
[一]〔自四〕
「うかぶ」に同じ。
[二]〔他下二〕
「うかべる」に同じ。
うかむせ【浮む瀬】
江戸時代に、大坂天王寺の西、新清水の北坂にあった料理屋。あわび貝でつくった「浮む瀬」という大盃をはじめ、種々の盃を秘蔵していたという。東海道中膝栗毛8「秋は―の月。冬は解船町の雪げしき」
うかめ‐だて【浮め立て】
知ったかぶり。浮世風呂3「諸国のことば、―の謬誤あやまりだらけ」
うがやふきあえず‐の‐みこと【鸕鷀草葺不合尊】‥アヘズ‥
記紀神話で、彦火火出見尊ひこほほでみのみことの子。母は豊玉姫。五瀬命・神日本磐余彦尊かむやまといわれびこのみこと(神武天皇)の父。
うから【親族】
(奈良時代はウガラ。カラは血縁集団の意)血のつづいた人。親族。万葉集3「問ひ放さくる―兄弟はらから無き国に」
⇒うから‐やから【親族】
うからか・す【浮からかす】
〔他四〕
うかれさせる。陽気にする。閑吟集「―・いたよ、よしなの人の心や」
うから‐やから【親族】
一家親族。一門。神代紀下「天稚彦が親ちちはは―妻子めこ皆謂おもはく」
⇒うから【親族】
うかり【浮かり】
心づかずぼんやりしているさま。うっかり。浮世床初「―とすると落し穴へはまるよ」
⇒うかり‐ひょん【浮かりひょん】
⇒うかり‐ぼう【浮かり坊】
ウガリット‐ご【ウガリット語】
(Ugaritic)セム語派北西セム語群に属する言語の一つ。死語。紀元前14世紀ごろ栄えたシリアの地中海岸の町ウガリットから出土した多くの粘土板に楔形くさびがた文字で書かれた言語。
うかり‐ひょん【浮かりひょん】
ぼんやりしているさま。うっかりしているさま。続山の井「夕顔に見とるるや身も―」(宗房)
⇒うかり【浮かり】
うかり‐ぼう【浮かり坊】‥バウ
ぼんやりとしている人をあざけっていう語。
⇒うかり【浮かり】
うか・る【受かる】
〔自五〕
試験などに合格する。「志望校に―・る」
うか・る【浮かる】
〔自下二〕
⇒うかれる(下一)
うかれ【浮かれ】
①うかれること。
②うかれめ。
⇒うかれ‐うど【浮かれ人】
⇒うかれ‐お【浮かれ男】
⇒うかれ‐がらす【浮かれ烏】
⇒うかれ‐ごころ【浮かれ心】
⇒うかれ‐ぞめき【浮かれ騒き】
⇒うかれ‐ちょうし【浮かれ調子】
⇒うかれ‐づま【浮かれ妻】
⇒うかれ‐どり【浮かれ鳥】
⇒うかれ‐びと【浮かれ人】
⇒うかれ‐びょうし【浮かれ拍子】
⇒うかれ‐ぶし【浮かれ節】
⇒うかれ‐ぼうず【浮かれ坊主】
⇒うかれ‐め【浮かれ女】
⇒うかれ‐もの【浮かれ者】
⇒うかれ‐ゆかた【浮かれ浴衣】
うかれ‐ある・く【浮かれ歩く】
〔自五〕
楽しい気分で目あてなく歩く。心が落ちつかないままあてもなく歩く。
うかれ‐い・ず【浮かれ出づ】‥イヅ
〔自下二〕
うかれでる。
うかれ‐うど【浮かれ人】
ウカレビトの音便。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐お【浮かれ男】‥ヲ
浮かれて遊びあるく男。うかれおとこ。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐がらす【浮かれ烏】
月夜に浮かれてねぐらに落ちつかない烏。人にたとえてもいう。歌舞伎、三人吉三廓初買「―のただ一羽ねぐらへ帰る川端で」
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐ごころ【浮かれ心】
落ちつかない気持。謡曲、蝉丸「鳴くや関路の夕烏、―はうば玉の」
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐ぞめき【浮かれ騒き】
遊郭の店先をひやかして歩きまわること。また、その人。浮かれ素見。浄瑠璃、心中天の網島「門行灯の文字が関、―のあだ浄瑠璃」
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐た・つ【浮かれ立つ】
〔自五〕
①ぶらりと出発する。奥の細道「路の枝折しおりと―・つ」
②気が浮き立つ。
うかれ‐ちょうし【浮かれ調子】‥テウ‥
心の浮き立って落ちつかなくなるような調子。うかれびょうし。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐づま【浮かれ妻】
遊女。うかれめ。続千載和歌集雑「一夜逢ふ行き来の人の―」
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ・でる【浮かれ出る】
〔自下一〕
心が落ちつかないままに目的もなく家を出る。
うかれ‐どり【浮かれ鳥】
夜明けでもないのに鳴く鶏。万代和歌集恋「なそもかく人の心の―」
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐びと【浮かれ人】
①戸籍をはなれ、他所に住む人。浮浪人。〈日本霊異記下訓釈〉
②花や月などに浮かれ歩く人。風流人。
③道楽者。遊蕩児。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐びょうし【浮かれ拍子】‥ビヤウ‥
三味線や踊りなどで、人の心を浮き立たせるような間まのとり方。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐ぶし【浮かれ節】
①三味線にあわせて唄う俗歌。
②「浪花節なにわぶし」参照。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐ぼうず【浮かれ坊主】‥バウ‥
①浮かれ歩く坊主。俗気のある僧。
②(→)願人坊主2の別名。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐め【浮かれ女】
管弦・歌舞をなし、また色を売る女。遊女。宇津保物語藤原君「君達の御前に―廿人ばかり、琴ひき、歌うたひて」
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐もの【浮かれ者】
うかれて遊びあるく者。遊冶郎ゆうやろう。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐ゆかた【浮かれ浴衣】
浮かれた人の着るゆかた。はでなゆかた。浄瑠璃、津国女夫池「―の菊の露」
⇒うかれ【浮かれ】
うか・れる【浮かれる】
〔自下一〕[文]うか・る(下二)
①自然に浮く。浮きただよう。神代紀上「洲壌くにつちの―・れ漂ただよへること」
②心がうきうきして落ちつかなくなる。山家集「さらぬだに―・れてものを思ふ身の」。「入賞に―・れる」
③所定めずさすらう。山家集「ここもまたわれ住みうくて―・れなば」
④面白さに心を奪われる。興に入る。梅暦「話に―・れて、薬をあげもふさなんだ」
う‐かわ【鵜川】‥カハ
鵜を川に放して鮎あゆをとらせること。鵜飼。また、その川。〈[季]夏〉。万葉集17「清き瀬ごとに―立ち(鵜飼を催し)」
⇒鵜川の小鮎
うか・べる【浮かべる・泛べる】🔗⭐🔉
うか・べる【浮かべる・泛べる】
〔他下一〕[文]うか・ぶ(下二)
①沈まないように浮かせる。万葉集5「春やなぎかづらに折りし梅の花誰か―・べしさかづきの上に」。日葡辞書「フネヲウカブル」
②表面に出す。表情にあらわす。今昔物語集16「目に涙を―・ぶるを見て」。「満面に喜色を―・べる」
③意識にのぼせる。思い出す。「状況を頭に―・べる」
④そらよみする。暗記する。枕草子23「古今の歌二十巻をみな―・べさせ給ふを」
⑤熟知する。熟達する。玉塵抄19「竇は天文暦道をかんがへ―・べた者なり」
⑥苦しい境遇から助け出す。また、立身出世させる。源氏物語明石「沈めるともがらをこそ多く―・べ給ひしか」
⑦迷いからぬけ出させ、亡者の霊を成仏させる。往生させる。山家集「身の憂さを君ならでまた誰か―・べん」
うからか・す【浮からかす】🔗⭐🔉
うからか・す【浮からかす】
〔他四〕
うかれさせる。陽気にする。閑吟集「―・いたよ、よしなの人の心や」
うかり【浮かり】🔗⭐🔉
うかり【浮かり】
心づかずぼんやりしているさま。うっかり。浮世床初「―とすると落し穴へはまるよ」
⇒うかり‐ひょん【浮かりひょん】
⇒うかり‐ぼう【浮かり坊】
うかり‐ひょん【浮かりひょん】🔗⭐🔉
うかり‐ひょん【浮かりひょん】
ぼんやりしているさま。うっかりしているさま。続山の井「夕顔に見とるるや身も―」(宗房)
⇒うかり【浮かり】
うかり‐ぼう【浮かり坊】‥バウ🔗⭐🔉
うかり‐ぼう【浮かり坊】‥バウ
ぼんやりとしている人をあざけっていう語。
⇒うかり【浮かり】
うかれ【浮かれ】🔗⭐🔉
うかれ‐ある・く【浮かれ歩く】🔗⭐🔉
うかれ‐ある・く【浮かれ歩く】
〔自五〕
楽しい気分で目あてなく歩く。心が落ちつかないままあてもなく歩く。
うかれ‐い・ず【浮かれ出づ】‥イヅ🔗⭐🔉
うかれ‐い・ず【浮かれ出づ】‥イヅ
〔自下二〕
うかれでる。
うかれ‐うど【浮かれ人】🔗⭐🔉
うかれ‐うど【浮かれ人】
ウカレビトの音便。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐お【浮かれ男】‥ヲ🔗⭐🔉
うかれ‐お【浮かれ男】‥ヲ
浮かれて遊びあるく男。うかれおとこ。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐がらす【浮かれ烏】🔗⭐🔉
うかれ‐がらす【浮かれ烏】
月夜に浮かれてねぐらに落ちつかない烏。人にたとえてもいう。歌舞伎、三人吉三廓初買「―のただ一羽ねぐらへ帰る川端で」
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐ごころ【浮かれ心】🔗⭐🔉
うかれ‐ごころ【浮かれ心】
落ちつかない気持。謡曲、蝉丸「鳴くや関路の夕烏、―はうば玉の」
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐ぞめき【浮かれ騒き】🔗⭐🔉
うかれ‐ぞめき【浮かれ騒き】
遊郭の店先をひやかして歩きまわること。また、その人。浮かれ素見。浄瑠璃、心中天の網島「門行灯の文字が関、―のあだ浄瑠璃」
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐た・つ【浮かれ立つ】🔗⭐🔉
うかれ‐た・つ【浮かれ立つ】
〔自五〕
①ぶらりと出発する。奥の細道「路の枝折しおりと―・つ」
②気が浮き立つ。
うかれ‐ちょうし【浮かれ調子】‥テウ‥🔗⭐🔉
うかれ‐ちょうし【浮かれ調子】‥テウ‥
心の浮き立って落ちつかなくなるような調子。うかれびょうし。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐づま【浮かれ妻】🔗⭐🔉
うかれ‐づま【浮かれ妻】
遊女。うかれめ。続千載和歌集雑「一夜逢ふ行き来の人の―」
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ・でる【浮かれ出る】🔗⭐🔉
うかれ・でる【浮かれ出る】
〔自下一〕
心が落ちつかないままに目的もなく家を出る。
うかれ‐どり【浮かれ鳥】🔗⭐🔉
うかれ‐どり【浮かれ鳥】
夜明けでもないのに鳴く鶏。万代和歌集恋「なそもかく人の心の―」
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐びと【浮かれ人】🔗⭐🔉
うかれ‐びと【浮かれ人】
①戸籍をはなれ、他所に住む人。浮浪人。〈日本霊異記下訓釈〉
②花や月などに浮かれ歩く人。風流人。
③道楽者。遊蕩児。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐びょうし【浮かれ拍子】‥ビヤウ‥🔗⭐🔉
うかれ‐びょうし【浮かれ拍子】‥ビヤウ‥
三味線や踊りなどで、人の心を浮き立たせるような間まのとり方。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐ぶし【浮かれ節】🔗⭐🔉
うかれ‐ぶし【浮かれ節】
①三味線にあわせて唄う俗歌。
②「浪花節なにわぶし」参照。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐め【浮かれ女】🔗⭐🔉
うかれ‐め【浮かれ女】
管弦・歌舞をなし、また色を売る女。遊女。宇津保物語藤原君「君達の御前に―廿人ばかり、琴ひき、歌うたひて」
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐もの【浮かれ者】🔗⭐🔉
うかれ‐もの【浮かれ者】
うかれて遊びあるく者。遊冶郎ゆうやろう。
⇒うかれ【浮かれ】
うかれ‐ゆかた【浮かれ浴衣】🔗⭐🔉
うかれ‐ゆかた【浮かれ浴衣】
浮かれた人の着るゆかた。はでなゆかた。浄瑠璃、津国女夫池「―の菊の露」
⇒うかれ【浮かれ】
うか・れる【浮かれる】🔗⭐🔉
うか・れる【浮かれる】
〔自下一〕[文]うか・る(下二)
①自然に浮く。浮きただよう。神代紀上「洲壌くにつちの―・れ漂ただよへること」
②心がうきうきして落ちつかなくなる。山家集「さらぬだに―・れてものを思ふ身の」。「入賞に―・れる」
③所定めずさすらう。山家集「ここもまたわれ住みうくて―・れなば」
④面白さに心を奪われる。興に入る。梅暦「話に―・れて、薬をあげもふさなんだ」
うき【浮き・浮子・泛子】🔗⭐🔉
うき【浮き・浮子・泛子】
①水に浮かせて目標物とし、または他に浮力を与えるものの総称。
㋐釣糸につけて水に浮かす、小さい木片・プラスチックなど浮力のあるもの。また、漁網などにつけて、その所在を明らかにするための木片など。
㋑流れの速度・方向や水深などを測定するために水面に浮かべる具。浮標。
㋒水泳用・救命用の浮袋。
②鼈甲べっこうの合せ目のすきま。錦之裏「わたしが此ぢうの笄こうがいね、―がでんした」
うき‐あが・る【浮き上がる】🔗⭐🔉
うき‐あが・る【浮き上がる】
〔自五〕
①水面(液体の表面)または空中の高い所へ出る。「体が宙に―・る」
②苦しい状態から抜け出す。「下積み生活から―・る」
③密着しているべきところにすきまができる。遊離する。「土台から―・る」「政治が大衆から―・る」
うき‐うお【浮き魚】‥ウヲ🔗⭐🔉
うき‐うお【浮き魚】‥ウヲ
常に海水の上層にすむ魚。イワシ・カツオなど。表層魚。↔底魚そこうお
うき‐うき【浮き浮き】🔗⭐🔉
うき‐うき【浮き浮き】
①落ちつかないさま。狭衣物語1「かく―と、頼みがたき有様を、思ひわびたるなめり」
②陽気で心がはずむさま。日葡辞書「ウキウキトモノヲイワヌヒトヂャ」。「桜の頃は―する」
③(女房詞)白玉を冷やして(小豆に入れ)砂糖をかけた食べもの。
うき‐しずみ【浮き沈み】‥シヅミ🔗⭐🔉
うき‐しずみ【浮き沈み】‥シヅミ
浮くことと沈むこと。繁栄と衰微。ふちん。「―の激しい業界」
うき‐だい【浮き鯛】‥ダヒ🔗⭐🔉
うき‐だい【浮き鯛】‥ダヒ
水面に浮き上がった鯛。潮流などの影響で急に海面に押し上げられ、浮袋の調節がうまく出来なくなったもの。
うき‐だ・す【浮き出す】🔗⭐🔉
うき‐だ・す【浮き出す】
〔自五〕
①表面に浮いて出てくる。「油が水面に―・す」
②模様・姿などが地・背景からきわ立って見える。「エプロンの刺繍が―・す」
うき‐つち【浮き土・埿土】🔗⭐🔉
うき‐つち【浮き土・埿土】
ぬかるみの土。どろ。うきひじ。山家集「畔の―洗ひ漉こされて」
うき・でる【浮き出る】🔗⭐🔉
うき・でる【浮き出る】
〔自下一〕
「うきだす」に同じ。「血管が―・でる」
うき‐どま・る【浮き泊る】🔗⭐🔉
うき‐どま・る【浮き泊る】
〔自四〕
船が港に入っても、上陸せず船に乗ったままでいる。三体詩鈔「京口に―・りて」
うき‐み【浮き実】🔗⭐🔉
うき‐み【浮き実】
西洋料理で、スープに少量浮かして食べるもの。クルトン・パスタ・パセリなど。
うき‐もの【浮き者】🔗⭐🔉
うき‐もの【浮き者】
さすらいびと。
[漢]浮🔗⭐🔉
浮 字形
筆順
〔水(氵・氺)部7画/10画/常用/4166・4962〕
[
] 字形
〔水(氵・氺)部7画/10画〕
〔音〕フ(慣) ブ(呉)
〔訓〕うく・うかぶ・うかべる・うかれる・うわつく
[意味]
①水面(または空中)にうく。うかぶ。うきただよう。(対)沈。「浮力・浮上・浮游ふゆう・浮動」
②よりどころがない。一定しない。「浮説・浮生・浮浪・浮民」
③かるがるしい。うわついている。「浮薄・浮華・軽浮」
[解字]
形声。「水」+音符「孚」(=手でおおう。上からかぶせる)。水面に上からかぶせる、水にうく意。
[難読]
浮子うき・浮塵子うんか・浮腫むむくむ
筆順
〔水(氵・氺)部7画/10画/常用/4166・4962〕
[
] 字形
〔水(氵・氺)部7画/10画〕
〔音〕フ(慣) ブ(呉)
〔訓〕うく・うかぶ・うかべる・うかれる・うわつく
[意味]
①水面(または空中)にうく。うかぶ。うきただよう。(対)沈。「浮力・浮上・浮游ふゆう・浮動」
②よりどころがない。一定しない。「浮説・浮生・浮浪・浮民」
③かるがるしい。うわついている。「浮薄・浮華・軽浮」
[解字]
形声。「水」+音符「孚」(=手でおおう。上からかぶせる)。水面に上からかぶせる、水にうく意。
[難読]
浮子うき・浮塵子うんか・浮腫むむくむ
大辞林の検索結果 (49)
うい-た【浮いた】🔗⭐🔉
うい-た 【浮いた】 (連語)
(連体詞的に用いる)
(1)恋愛に関する。「―噂はない」
(2)軽薄な。浮わついた。「―調子」
うかさ・れる【浮かされる】🔗⭐🔉
うかさ・れる [0] 【浮かされる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 うかさ・る
〔動詞「浮かす」の未然形に受け身の助動詞「れる」の付いたものから〕
(1)発熱などのために意識がはっきりしなくなる。「熱に―・れてうわごとを言う」
(2)心がある事のとりこになる。「音楽に―・れる」
(3)茶などを飲んで,神経が興奮する。「茶に―・れると,夜ねられませぬから/咄本・鯛の味噌津」
うかし【浮かし】🔗⭐🔉
うかし [0] 【浮かし】
〔動詞「浮かす」の連用形から〕
(1)汁の実。
(2)浮きのこと。
うか・す【浮かす】🔗⭐🔉
うか・す [0] 【浮かす】 (動サ五[四])
(1)浮くようにする。浮かせる。「水に花を―・す」
(2)不安定な状態にする。「腰を―・す」
(3)予定よりも少ない費用・手間ですませ,余りが出るようにする。「旅費を―・す」
(4)気分を浮き立たせる。陽気にする。「ちと踊り念仏を始めて,きやつを―・いてやらう/狂言・宗論(虎寛本)」
うか・せる【浮かせる】🔗⭐🔉
うか・せる [0] 【浮かせる】 (動サ下一)
「浮かす」に同じ。「腰を―・せる」「費用を―・せる」
うか-つ・く【浮かつく】🔗⭐🔉
うか-つ・く [0] 【浮かつく】 (動カ五[四])
浮かれる。うかうかする。「―・クトミゾニハマルゾ/ヘボン(二版)」
うかぬ-かお【浮かぬ顔】🔗⭐🔉
うかぬ-かお ―カホ 【浮かぬ顔】 (連語)
沈んだ顔つき。気になることがあって晴れ晴れしない顔つき。
うかば・れる【浮かばれる】🔗⭐🔉
うかば・れる [0] 【浮かばれる】 (動ラ下一)
〔動詞「浮かぶ」の未然形に可能の助動詞「れる」の付いたものから〕
(1)死者の無念さが解消されて霊が成仏する。「これで仏も―・れるだろう」
(2)(多く打ち消しの語を伴う)苦労などがむくわれる。面目が立つ。「このままでは彼の努力も―・れない」
うかび-あが・る【浮か(び)上がる】🔗⭐🔉
うかび-あが・る [5] 【浮か(び)上がる】 (動ラ五[四])
(1)水中から水面に現れ出る。うかびでる。「鯨が―・ってくる」
(2)地表を離れて空中に上がる。「飛行船が―・る」
(3)今まで恵まれない環境にあったものが,よい状態になる。「下積み生活からやっと―・る」
(4)それまで明らかでなかった事物が表面に現れる。注目されるようになる。「ある人物の名が―・る」「エネルギー問題が急に―・ってきた」
[可能] うかびあがれる
うかび・でる【浮(か)び出る】🔗⭐🔉
うかび・でる [4] 【浮(か)び出る】 (動ダ下一)
水面に現れ出る。また,表面に現れる。浮かび上がる。
うか・ぶ【浮(か)ぶ・泛かぶ】🔗⭐🔉
うか・ぶ [0] 【浮(か)ぶ・泛かぶ】
■一■ (動バ五[四])
(1)(ア)物が液体の表面にある。浮いている。
⇔沈む
「紅葉が―・ぶ山間の湖」(イ)物が,ほかの物の表面を離れて空中にある。浮いている。「白雲が―・ぶ」
(2)水中や水底にあった物が水面まで移動する。浮上する。「ついに―・んで来なかった」
(3)奥に隠れていたものが表面に現れる。(ア)感情が表情に表れる。「不快の色が顔に―・ぶ」(イ)考えや思いが意識されるようになる。「名案が―・ぶ」「心に―・ぶ」「喜ぶ顔が目に―・ぶ」(ウ)はっきりしなかったものの輪郭がわかるようになる。「照明に―・んだ人影」「捜査線上に―・んだ容疑者」
(4)死者の無念の思いが晴らされてやすらかになる。成仏する。うかばれる。「ながれ出る涙に今日は沈むとも―・ばむ末を猶思はなむ/山家(雑)」
(5)よりどころがない。不安定だ。「女の宿世はいと―・びたるなむあはれに侍る/源氏(帚木)」
(6)(気持ちが)うわついている。「―・びたる心のすさびに/源氏(夕顔)」
〔「うかべる」に対する自動詞〕
■二■ (動バ下二)
⇒うかべる
浮かぶ瀬(セ)🔗⭐🔉
浮かぶ瀬(セ)
境遇などがよくなる機会。悪運から脱する機会。助かる機会。「身を捨ててこそ―もあれ」
うか・べる【浮(か)べる・泛かべる】🔗⭐🔉
うか・べる [0] 【浮(か)べる・泛かべる】 (動バ下一)[文]バ下二 うか・ぶ
(1)水面に浮かぶようにする。
⇔沈める
「笹舟を―・べる」
(2)表面に表す。「顔に笑みを―・べる」
(3)考えや思いを意識にのぼらせる。「面影を心に―・べる」
(4)暗記する。「古今の歌二十巻をみな―・べさせ給ふを/枕草子 23」
(5)苦しい境遇から救い出す。また,人を出世させる。「沈めるともがらをこそ多く―・べ給ひしか/源氏(明石)」
〔「うかぶ」に対する自動詞〕
うか・む【浮かむ】🔗⭐🔉
うか・む 【浮かむ】
■一■ (動マ四)
「うかぶ」に同じ。「早くいるやの靭(ウツボ)草―・む瀬もなき水草に/浄瑠璃・用明天皇」
■二■ (動マ下二)
「うかべる」に同じ。「汀(ミギワ)に小舟を―・め/浮世草子・一代男 6」
うかり【浮かり】🔗⭐🔉
うかり 【浮かり】 (副)
「うっかり」に同じ。「― ―と此所迄,傾城に附添ひござるといふは/歌舞伎・幼稚子敵討」
うかり-ひょん【浮かりひょん】🔗⭐🔉
うかり-ひょん 【浮かりひょん】 (副)
うっかり。ぽかん。「いかい愚痴(タワケ)のなれの果,―とぞ見えにける/松の葉」
うかれ【浮(か)れ】🔗⭐🔉
うかれ [0] 【浮(か)れ】
浮かれること。「…とそでをひかれてきた八すこし―がきて/滑稽本・膝栗毛 7」
うかれ-あるき【浮(か)れ歩き】🔗⭐🔉
うかれ-あるき [4] 【浮(か)れ歩き】
心が落ち着かず出歩くこと。浮かれて遊び歩くこと。
うかれ-お【浮かれ男】🔗⭐🔉
うかれ-お ―ヲ 【浮かれ男】
浮かれて遊び歩く男。うかれおとこ。「酒をたしなむ―も/人情本・梅美婦禰(初)」
うかれ-がらす【浮かれ烏】🔗⭐🔉
うかれ-がらす [4] 【浮かれ烏】
(1)月の光に浮かれ出してねぐらに落ち着かないカラス。「月さえて山はこずゑのしづけきに―のよたた鳴くらん/新撰六帖 6」
(2)夜,家に落ち着かず歩き回る人。遊客などをいう。「心持ち好くうか
と,―のただ一羽/歌舞伎・三人吉三」

と,―のただ一羽/歌舞伎・三人吉三」
うかれ-づま【浮かれ妻】🔗⭐🔉
うかれ-づま 【浮かれ妻】
遊女。うかれめ。「一夜あふゆききの人の―/続千載(雑下)」
うかれ-どり【浮かれ鳥】🔗⭐🔉
うかれ-どり 【浮かれ鳥】
(1)夜が明けないうちから浮かれたように鳴き出す鶏。「なぞもかく人の心の―/万代集」
(2)夜,ねぐらを離れて浮かれ飛ぶ鳥。「よるべ定めぬ―/謡曲・藤」
うかれ-びと【浮かれ人】🔗⭐🔉
うかれ-びと 【浮かれ人】
〔古くは「うかれひと」〕
(1)奈良時代,租税などの重い負担を逃れるために本籍地を離れて流浪する者。
(2)にぎやかな所や美しいものなどに心をひかれて遊び歩く人。放蕩児(ホウトウジ)。道楽者。
うかれ-びょうし【浮(か)れ拍子】🔗⭐🔉
うかれ-びょうし ―ビヤウ― [4] 【浮(か)れ拍子】
心を浮き立たせるような三味線などの軽快な調子。うかれちょうし。
うかれ-ぶし【浮(か)れ節】🔗⭐🔉
うかれ-ぶし [0] 【浮(か)れ節】
(1)三味線に合わせて謡う俗謡。
(2)浪花節の旧称。関西では,明治40年代までいわれた。
うかれ-ぼうず【浮かれ坊主】🔗⭐🔉
うかれ-ぼうず ―バウ― 【浮かれ坊主】
(1)浮かれ歩く坊主。
(2)歌舞伎所作事。1811年に三世坂東三津五郎が七変化舞踊「七枚続花の姿絵」中で清元の「願人坊主」として初演。
うかれ-め【浮(か)れ女】🔗⭐🔉
うかれ-め [0][3] 【浮(か)れ女】
〔一定の住居を定めず遊行したことから〕
歌や踊りで客を楽しませ,また色も売った女。遊女。娼妓。
うかれ-もの【浮かれ者】🔗⭐🔉
うかれ-もの 【浮かれ者】
遊び歩く人。道楽者。遊蕩児(ユウトウジ)。「此処彼処遊びさまよふ―と成にけり/仮名草子・浮世物語」
うかれ-ある・く【浮(か)れ歩く】🔗⭐🔉
うかれ-ある・く [5] 【浮(か)れ歩く】 (動カ五[四])
遊び気分であちこち歩き回る。遊び回る。「夜の町を―・く」
うかれぐさ【浮かれ草】🔗⭐🔉
うかれぐさ 【浮かれ草】
江戸後期の歌詞集。松井譲屋編。1822年成立。当時上方ではやっていた唄を集めたもの。今日の主要民謡がすでに収められている。
うかれ-だ・す【浮(か)れ出す】🔗⭐🔉
うかれ-だ・す [4] 【浮(か)れ出す】 (動サ五[四])
心がうきうきと調子づいてくる。「軽快なリズムに―・す」
うかれ-た・つ【浮(か)れ立つ】🔗⭐🔉
うかれ-た・つ [4] 【浮(か)れ立つ】 (動タ五[四])
(1)楽しい気分になって陽気に騒ぎ出す。「祭りで町全体が―・っていた」
(2)あてもなく出かける。ぶらりと出発する。「路の枝折と―・つ/奥の細道」
うかれ・でる【浮(か)れ出る】🔗⭐🔉
うかれ・でる [4] 【浮(か)れ出る】 (動ダ下一)
(1)心がうきうきと陽気になって外へ出る。「花見に―・でる」
(2)どこというあてもなく,家を出る。「過ぐべくも覚えず候間,―・でて候也/十訓 7」
うか・れる【浮(か)れる】🔗⭐🔉
うか・れる [0] 【浮(か)れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 うか・る
〔動詞「浮く」の未然形に自発の助動詞「る」が付いたものから〕
(1)楽しくてじっとしていられない気持ちになる。うきうきする。「合格の報に―・れる」
(2)自然に浮いている。「くにつちの―・れただよへる/日本書紀(神代上訓)」
(3)居所を離れてさまよう。「年来仕へける所をも其の事となく―・れて/今昔 16」
うき【浮き・浮子・泛子】🔗⭐🔉
うき [0] 【浮き・浮子・泛子】
〔動詞「浮く」の連用形から〕
(1)釣り糸の途中につけて浮かせ,針の深さを一定に保ったり,その動きで魚信を見たりする釣り用具。
(2)魚網につけて水面に浮かせ,水中の網のありかを知るためのもの。木片,中空のガラス球やプラスチック球などを用いる。あば。
(3)(「浮標」とも書く)水流の方向・速度を測定するために水面に浮かべるもの。
(4)タンクなどの中にある液体の残量を知るため液体の表面に浮かせておくもの。
(5)「浮き袋」「浮き輪」などの略。
うき-いね【浮(き)稲】🔗⭐🔉
うき-いね [0] 【浮(き)稲】
水稲の品種群の一。主に東南アジアで栽培され,水田が増水するのに伴って茎が伸長し,水面上に穂をつける。草丈は数メートルから十数メートルに達する。
うき-ドック【浮き―】🔗⭐🔉
うき-ドック [3] 【浮き―】
船を修理するためのドックの一種。鋼鉄製の大きな箱形の船台。水を入れて沈め,船を中に入れたのち,排水して浮き上がらせ,船の修理・改装などを行う。浮き船渠(センキヨ)。
→乾ドック
浮きつ沈みつ🔗⭐🔉
浮きつ沈みつ
⇒浮(ウ)きぬ沈(シズ)みぬ
浮きぬ沈みぬ🔗⭐🔉
浮きぬ沈みぬ
〔「ぬ」は完了の助動詞〕
浮いたり沈んだりして。「みな紅の扇の日いだしたるが,白波の上にただよひ,―ゆられければ/平家 11」
ういた【浮いた】(和英)🔗⭐🔉
うかされる【浮かされる】(和英)🔗⭐🔉
うかされる【浮かされる】
be carried away;[熱に]be delirious.
うかす【浮かす】(和英)🔗⭐🔉
うかす【浮かす】
⇒浮かべる.
うかぬ【浮かぬ顔をする(気が浮かぬ)】(和英)🔗⭐🔉
うかぬ【浮かぬ顔をする(気が浮かぬ)】
look (feel) blue[depressed,weary,gloomy];pull a long face.
うかびあがる【浮かび上がる】(和英)🔗⭐🔉
うかびあがる【浮かび上がる】
[潜水艦などが]⇒浮き上がる.[下積みの人が]emerge from obscurity;[捜索線上に]loom up.
うかぶ【浮かぶ】(和英)🔗⭐🔉
うかべる【浮かべる】(和英)🔗⭐🔉
うかべる【浮かべる】
(1)[水に]float.→英和
(2) 満足[感謝,喜び,悲しみ,当惑]の色を〜 look satisfied[grateful,pleased,sad,embarrassed].涙(微笑)を浮かべて with tears in one's eyes (with a smile on one's lips).
うかれる【浮かれる】(和英)🔗⭐🔉
うかれる【浮かれる】
be gay;make[be]merry;be intoxicated;be in a holiday mood.
うき【浮き】(和英)🔗⭐🔉
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