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広辞苑の検索結果 (2)

かっ‐こ【羯鼓】🔗🔉

かっ‐こ羯鼓】 (もと中国に羯けつより伝来したからという) ①雅楽の唐楽に用いる打楽器。木製の胴と2枚の革面を調紐で締めたものを台に据え、2本の桴ばちで打つ。鞨鼓。両杖鼓。 羯鼓 ②能楽や歌舞伎舞踊などで用いる小道具。1を模したもので胸に着けて打ちながら舞う。 ③能の舞事まいごと。喝食かっしきなどの役が2を打ちながら舞う。 ④狂言の囃子事。2を打ちながら舞うが、能とは別曲。 ⑤歌舞伎囃子。3を取り入れたもの。「娘道成寺」などの2を用いる所作事しょさごとや女形の立回りなどに用いる。

かんこ‐おどり【羯鼓踊】‥ヲドリ🔗🔉

かんこ‐おどり羯鼓踊‥ヲドリ (カッコオドリの訛)羯鼓かっこを胸につけて、両手の撥ばちで打ち鳴らしながら音頭に合わせて輪形になってする踊り。三重県一帯で行われる。

大辞林の検索結果 (2)

かっ-こ【羯鼓】🔗🔉

かっ-こ [1][0] 【羯鼓】 〔五胡の一つ羯族の用いた鼓〕 (1)雅楽で用いる太鼓の一種。左方楽の主要打楽器。台の上に横にして据えた鼓を両手に持った桴(バチ)で両面からたたく。両杖鼓(リヨウジヨウコ)。 (2)能の舞事(マイゴト)の一。羯鼓の作り物を胸下に付けて打ちつつ軽快なリズムで舞うもの。「自然居士」「花月」などにある。 (3)狂言の囃子(ハヤシ)事の一。羯鼓を打ちつつ舞うもので,笛だけで囃(ハヤ)す。 (4)歌舞伎の下座で用いる,{(1)}同様の楽器。王朝物の宮殿の場などで使う。 (5)能・歌舞伎で用いる,{(1)}を模した小道具。 羯鼓(1) [図]

かっこ-おどり【羯鼓踊り】🔗🔉

かっこ-おどり ―ヲドリ [4] 【羯鼓踊り】 羯鼓を腹につけ,神籬(ヒモロギ)を背負った一団を中心に踊る民俗芸能。雨乞(ゴ)いのために踊ることが多い。

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