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こうふく‐じ【興福寺】🔗🔉

こうふく‐じ興福寺】 奈良市にある法相宗の大本山。南都七大寺の一つ。藤原鎌足の遺志により夫人の鏡王女が山城国山科やましなに創建した山階寺やましなでらが起源で、藤原京に移って厩坂寺うまやさかでらと称し、さらに平城京に移されたとされているが、実際には藤原不比等が8世紀初頭に現在の地に開創。以来藤原氏の氏寺、大和国領主として僧兵を擁し、久しく盛大をきわめた。東金堂・南円堂・北円堂・三重塔・五重塔などがあり、貴重な文化財多数を存する。こうぶくじ。→一乗院→大乗院

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こうふく-じ【興福寺】🔗🔉

こうふく-じ 【興福寺】 奈良市にある法相宗の大本山。南都七大寺の一。藤原鎌足の遺志に従い夫人鏡女王(カガミノオオキミ)が建てた山階(ヤマシナ)寺に始まり,のち飛鳥に移して厩坂(ウマヤサカ)寺と称し,さらに平城京遷都とともに現在地に移転し興福寺と改称。藤原氏の氏寺として権勢をふるった。僧徒は延暦寺の山法師に対して奈良法師としておそれられた。鎌倉・室町時代,大和国守護。東金堂・五重塔などのほか多くの文化財を蔵する。

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