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広辞苑の検索結果 (1)
すおう【蘇芳・蘇方・蘇枋】‥ハウ🔗⭐🔉
すおう【蘇芳・蘇方・蘇枋】‥ハウ
(sapang マレー)
①マメ科の小高木。インド・マレー原産の染料植物。枝に小さいとげがある。葉は羽状複葉。黄色5弁花は円錐花序をなす。木質・楕円形の、中に3〜4個の種子を含む莢さやを生ずる。心材および莢は煎じて、古くから重要な赤色染料とされた。スオウノキ。源氏物語絵合「―の花足けそく」
②染色の名。蘇芳の煎じ汁で染めた黒みを帯びた紅色。主要色素はブラジレインで、明礬みょうばん媒染で赤色、灰汁あくで赤紫、鉄媒染では紫色に染めることができる。紫式部日記「表着はおしわたして―の織物なり」
Munsell color system: 4R4/7
③襲かさねの色目。表は薄茶、裏は濃赤。すおうがさね。
⇒すおう‐あわ【蘇芳泡】
⇒すおう‐いろ【蘇芳色】
⇒すおう‐がさね【蘇芳襲】
⇒すおう‐の‐き【蘇芳の木】
⇒すおう‐の‐こう【蘇芳香】
⇒すおう‐の‐におい【蘇芳匂】
⇒すおう‐ばな【蘇芳花】
⇒すおう‐ぼく【蘇芳木】
大辞林の検索結果 (1)
す-おう【蘇芳・蘇方・蘇枋】🔗⭐🔉
す-おう ―ハウ [2] 【蘇芳・蘇方・蘇枋】
(1)マメ科の落葉小高木。熱帯アジア原産。枝に鋭いとげがあり,葉は羽状複葉。春,黄色の小花を円錐状につけ,花後,帯紅色の豆果を結ぶ。心材と莢(サヤ)は,赤色染料とする。蘇芳の木。
(2)ハナズオウの通称。
(3)染め色の名。{(1)}の幹の心材の煎汁で染めた紅色。赤みのかかった紫。
(4)襲(カサネ)の色目の名。表は薄く,裏は濃い蘇芳の赤。四季通用。蘇芳襲。
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