複数辞典一括検索+![]()
![]()
広辞苑の検索結果 (2)
やがて【軈て】🔗⭐🔉
やがて【軈て】
〔副〕
①本来は、間に介在するもののないさまをいう。
㋐とりもなおさず。すなわち。枕草子90「今二人は女院、淑景舎の人、―はらからどちなり」
㋑時を移さず。すぐさま。ただちに。宇津保物語蔵開中「一日まかで侍りしままに、―まうでて侍りしに」
㋒そのまま。徒然草「筆にも書きとどめぬれば、―定まりぬ」
②おっつけ。まもなく。ほどなく。そのうちに。早晩。今に。「―来るでしょう」「―そうなる」「雲が出て―雨になった」
[漢]軈🔗⭐🔉
軈 字形
〔身部17画/24画/7733・6D41〕
(国字)
〔訓〕やがて
[意味]
やがて。ほどなく。しばらくして。
[解字]
「身」+「應」。ある物事に対して身をすぐに応じさせる意。
〔身部17画/24画/7733・6D41〕
(国字)
〔訓〕やがて
[意味]
やがて。ほどなく。しばらくして。
[解字]
「身」+「應」。ある物事に対して身をすぐに応じさせる意。
大辞林の検索結果 (2)
やがて【軈て】🔗⭐🔉
やがて [0] 【軈て】 (副)
□一□
(1)時間が長く過ぎないうちに。間もなく。「―着くでしょう」「―冬になった」
(2)もう。かれこれ。だいたい。「最後に会ってから―一年になる」
(3)事の行き着くところ。結局。「日々の努力が―実を結ぶ」
□二□
(1)引き続き。続けてそのまま。「薬も食はず。―起きもあがらで病みふせり/竹取」
(2)すぐに。ただちに。「名を聞くより―面影は推しはからるる心地するを/徒然 71」
(3)(空間的に)変わることなくそのまま。異なることなく一面に。「牛は額はいと小さく白みたるが,腹の下・足・尾の筋などは―白き/枕草子 51」
(4)ほかでもなく。まさに。「衣河の尻―海の如し/今昔 25」
〔ある事態が引き続くなかで次の事態が起こるさまを表す□二□(1)が原義。平安時代以降の和文に多く見える語。□二□(2)の意では漢文訓読では「すなわち」が用いられた。「軈」は国字で,ある物事にすぐ適応させる意の会意文字〕
やがて【軈て】(和英)🔗⭐🔉
広辞苑+大辞林に「軈」で始まるの検索結果。