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広辞苑の検索結果 (3)

あ‐こう【阿衡】‥カウ🔗🔉

あ‐こう阿衡‥カウ [書経太甲](「阿」は頼る、「衡」ははかりの意。天下の民がそれによって公平を得る意)殷の大臣伊尹いいんの称。転じて、宰相の意。日本で摂政・関白の称。→伊尹⇒あこう‐の‐ふんぎ【阿衡の紛議】

あこう‐の‐ふんぎ【阿衡の紛議】‥カウ‥🔗🔉

あこう‐の‐ふんぎ阿衡の紛議‥カウ‥ 887年(仁和3)宇多天皇即位の初め、藤原基経を関白としたときの勅書に「宜しく阿衡の任を以て卿の任と為すべし」とあったので、基経は、阿衡は地位だけで職務はないと言いがかりをつけて政務をみず、廷臣の間に阿衡の語義をめぐって議論があった後、天皇が遂に勅書を改作させられた事件。 ⇒あ‐こう【阿衡】

アホン【阿・阿衡・阿洪】🔗🔉

アホン・阿衡・阿洪】 (「イスラム諸学の専門家」の意のペルシア語ākhundから)中国で、回族の宗教指導者・イスラム学者。清真寺(モスク)の教長(イマーム)を務める者が多い。

大辞林の検索結果 (2)

あ-こう【阿衡】🔗🔉

あ-こう ―カウ [1] 【阿衡】 〔書経(太甲上)〕 摂政・関白の異名。 〔「阿」は「よりかかる」,「衡」は「はかり」の意。王がこれによって公正を得る意。殷(イン)の大臣伊尹(イイン)の任じられた官名〕

あこう-じけん【阿衡事件】🔗🔉

あこう-じけん ―カウ― 【阿衡事件】 887年宇多天皇即位の際に藤原基経を関白に任じた勅書に「阿衡の任をもって卿の任となすべし」とあったため,基経は阿衡とは位のみで職掌を伴わない空名であるとして政務をみず,半年後,天皇が譲歩し勅書を改めた事件。阿衡の紛議。

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