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ひ‐そんざい【非存在】🔗🔉

ひ‐そんざい非存在】 (me on ギリシア)ギリシア哲学で用いられた概念。非存在は存在の否定として無と考えられ、存在の不変不動と運動変化の全面的否定を帰結したが(パルメニデス)、デモクリトスがこれを空虚と解釈して運動の可能性と自然学の成立を確保した。プラトンは非存在を他性として解釈することにより、非存在を語ることとしての虚偽の可能性を存在論的に基礎づけた。

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ひ-そんざい【非存在】🔗🔉

ひ-そんざい [2] 【非存在】 〔哲〕 〔(ギリシヤ) me on〕 ギリシャ哲学の存在論で用いられる概念。存在(有)しないもの。存在と否定性の捉え方により,原子がそこで運動する虚空(デモクリトス),一切は存在であって非存在とはあり得ぬもの(パルメニデス),真の存在である形相に対する消極的な影の存在としての質料(プラトン主義)など,さまざまに異なる。

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