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広辞苑の検索結果 (4)

セメンタイト【cementite】🔗🔉

セメンタイトcementite】 鋼中の炭化鉄(分子式FeC)に対する金属組織学上の名称。顕微鏡で見ると白色で、形は層状・粒状・網状・針状など。鋼中最も硬いが、常温では非常に脆もろく、また磁性がある。不安定な化合物で、900度で長時間熱すると分解して炭素分は黒鉛に変じる。

セメンテーション【cementation】🔗🔉

セメンテーションcementation】 ①金属の表面処理法の一つ。金属の耐食性・耐摩耗性などを高めるため、ある金属の表面に別の金属を付着させ内部へ拡散浸透させる。浸透法。→浸炭。 ②トンネルや鉱山の立坑・坑道の掘削中に出てくる水を止めるため、地層の裂け目にセメントや水ガラスなどを注入する方法。セメント注入法。

セメント【cement】🔗🔉

セメントcement】 石灰石・粘土・酸化鉄を焼成・粉砕した灰白色の粉末。コンクリートやモルタルを作る際の主原料で、水で練ると速やかに凝結・固化する。また広くは硬化性を示す無機材料のことで、歯科用充填材、接着剤などをいう。セメン。 ⇒セメント‐がわら【セメント瓦】 ⇒セメント‐しつ【セメント質】 ⇒セメント‐モルタル【cement mortar】

セメント‐モルタル【cement mortar】🔗🔉

セメント‐モルタルcement mortar】 セメント・砂・水を混和して製した接合剤。塗装・煉瓦積み・石積工事などに用いる。モルタル。 ⇒セメント【cement】

大辞林の検索結果 (5)

セメンタイトcementite🔗🔉

セメンタイト [4] cementite 鉄の炭化物。化学式 FeC 鋼の組織成分として存在し,その分布・形状によって鋼を硬くしたり軟らかくしたりする役割を果たす。

セメンテーションcementation🔗🔉

セメンテーション [4] cementation (1)岩石の割れ目や軟弱地層にセメントや水ガラスなどを注入して,漏水・湧水を防止したり,地盤を固結安定化すること。セメント注入法。 (2)金属の表面処理法の一種。金属の表面に別の元素を浸透・拡散させて被覆層をつくり,表面を改質して耐蝕性・耐磨耗性などを高める方法。 →滲炭(シンタン)

セメントcement🔗🔉

セメント [0] cement (1)土木建築用の結合剤やコンクリート・モルタルの主原料とする無機質の粉末。水で練り,型に流しこんだり塗りこんだりして放置すると,水和作用により凝固・硬化する。種類が多く,製法も異なるが,シリカ・アルミナ・酸化鉄・石灰・石膏を原料としたポルトランドセメントが最も多く使われる。セメン。 (2)広く接着剤をいう。

セメント-モルタルcement mortar🔗🔉

セメント-モルタル [5] cement mortar ⇒モルタル

ce・ment[simnt](英和)🔗🔉

ce・ment→音声 n.セメント;接合剤;(友情などの)きずな.

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