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かねがね[2][3]🔗🔉

かねがね[2][3] (副) (一)機会有るごとに、特定の言動に出たり 出会ったり していたことを表わす。 「―『若さをぶつけてみたい。知らない世界の人びとを知って自分を磨きたい』 といっていたそうだ/―面白くないと思っていたらしい/お前さんとこはうまい物を食わせると―聞いていたが、こいつはすごい刺身だねえ/―好んで読んだ外国小説の、人生そのものを直写した力強さに、一人よがりの頭をどやしつけられた」 (二)以前から現在に至るまでとだえること無く主体にその傾向の見えることを表わす。 「―あなたのご活躍には敬服しておりました/自分には、文を売って銭に替える外には方法が無いので、―勧説を受けていた大阪毎日新聞に、長篇ヘン小説を寄せる事に決心した/―願ガンにかけていた通り先生を囲んで話の出来る喜びはいっぱいだったが、変に堅くなって楽には口がきけなかった」 [表記]「《予・兼がね」などと書く。

新明解 ページ 1035 でのかねがね[2][3]単語。