こけつ【虎穴】[0] トラの すんでいる岩穴。 「―に入らずんば虎子^コジを得ず〔＝危険をおかすのでなければ、人を驚かす大成功を勝ち取ることは出来ない〕」

こげつく【焦げ付く】【焦付く】[4][0][3]:[0][3] （自五） 焦げて、何かに付いて離れなくなる。〔相場などが固定することや、貸したお金が回収不能になる意にも用いられる〕 [名]焦付き[0]

コケット[2] 〔フ coquette〕 色っぽい女性。

コケットリー[2] 〔フ coquetterie〕 色っぽいこと。

コケティッシュ[3][2] ―な 〔coquettish〕色っぽい様子。 「―な表情／―にふるまう」

ごけにん【御家人】[0] 〔もと、将軍直属の武士の敬称〕 直参（^ジキサン）のうちで、御目見得（^オメミエ）以下の人。旗本（^ハタモト）の下。

こけむす【苔むす】[3]:[3] （自五） 「長い年月を経て苔が生える」意の雅語的表現。 「苔むした岩」

こけもも【苔桃】[0][2] 高山に生じ、初夏、薄い紅色の花を開く常緑小低木。赤い実は食用。〔ツツジ科〕 [かぞえ方]一株・一本

こけら【柿】[0] 材木を削った くず。〔狭義では、屋根をふくのに使う薄い板を指す。例、「―ぶき[0]」〕

こけらおとし【柿落とし】【柿落し】[4] 〔新築の劇場や映画館の〕最初の興行。

こけら【鱗】[0] 〔「こけ」よりも古くから使用〕 柿（^コケラ）に似た、魚のうろこ。丸みを帯びている。

こける （造語・下一型） 〔「こくる」と同原か〕 いつ終わるか分からないかのように、その動作が長く続く。 「眠り―[5]:[5]・笑い―[5]:[5]」

こける[2]:[2] （自下一） 〔中部以西の 方言〕 倒れる。ころぶ。 「こけつまろびつ」

こける[2]:[2] （自下一） 肉が落ちて、やせ細る。 「ほおが―」