かたぐるま【肩車】[3] (一)子供などを自分の両肩の上にまたがらせるように載せること。 (二)〔柔道で〕人を肩にかけて投げるわざ。

かたげる【担げる】[3]:[3] （他下一） 「肩に載せてかつぐ」意の口頭語的表現。

かたげる【傾げる】[3]:[3] （他下一） 〔東北から関西までの方言〕 かたむける。 「首を―」

かたこい【片恋】カタコヒ[0] 男女間の一方的な恋。

かたこう【形鋼】カタカウ[0] 切り口が特定の形になるように作った、棒の形の鋼材。

かたごし【肩越し】【肩越】[0] 前の人の肩を越えてその向こうに何かをしたりすること。 「―にのぞき込む／―にたばこを差し出す」

かたこと【片言】[0] （言語習得が不十分で）その言語の標準的な表現としては整っていない物の言い方。 「―でしゃべり出す／―のフランス語を話す」

かたこり【肩凝り】【肩凝】[2] 〔疲労などのために〕肩の筋肉が張ること。

かたさき【肩先】[0][4] 腕の付け根に近い、肩の上部。

かたしき【型式】[0] 量産される自動車・航空機・機械器具などの内部構造や外形を特徴づける一つひとつの型。モデル。

かたしく【片敷く】[0][4][3]:[0][3] （他四） 〔雅〕片そでを下に敷いて、ひとり寝をする。

かたじけない【忝ない】【忝い】[5]:[5] （形） 〔「ない」は形容詞を形作る接辞〕 期待以上の好意を受けて、感謝に堪えない気持だ。ありがたい。 「ご愛顧を忝なくする〔＝格別私どもをひいきにしていただいて、ありがたく思っています。「忝のうする」はこれの変化形〕／忝なくも〔＝ありがたいことに〕過分のおほめにあずかった」 ――さ[5]――が・る[6]:[6] [表記]「《辱ない」とも書く。