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あげ【上げ】【上】[0]🔗🔉

あげ【上げ】【上】[0] (一)上げること。 「賃―」さげ (二)長過ぎる着物の肩・腰の部分を縫い上げて作る ひだ。縫いあげ。 「肩―」 [表記]「揚げ」とも書く。

あげ【揚げ】【揚】[0]🔗🔉

あげ【揚げ】【揚】[0] (一)〔油で〕揚げたもの。てんぷら。 「精進シヨウジン―」 (二)「あぶら(あ)げ」の略。 「なま―」

あげあし【揚げ足】【揚足】【上げ足】【上足】[0]🔗🔉

あげあし【揚げ足】【揚足】【上げ足】【上足】[0] 〔技をかけようとして、地面から離れた足の意〕 「―を取る〔=人の言った言葉じりや、ちょっとした言いまちがいをとらえて、大げさに批評したりする〕」

あげあしとり【揚げ足取り】【揚足取】🔗🔉

あげあしとり【揚げ足取り】【揚足取】 揚げ足を取る△こと(人)。 相場が高くなる動き。 下げ足 [表記][一] は、「挙足」とも書く。

あげあぶら【揚げ油】【揚油】[3]🔗🔉

あげあぶら【揚げ油】【揚油】[3] 揚げ物に使う油。サラダ油()・ごま油・ラードなど。

あげいた【上げ板】【上板】[0]🔗🔉

あげいた【上げ板】【上板】[0] (一)釘(クギ)付けしないで、自由に取りはずせるようにした板。 「台所の―」 (二)流し場に敷く簀子板(スノコイタ)。 [表記]「揚板」とも書く。 [かぞえ方](一)(二)とも一枚

あげえん【揚げ縁】【揚縁】[0][2]🔗🔉

あげえん【揚げ縁】【揚縁】[0][2] 商店の店先などに、つり上げるように作った縁側。夜は立てて戸の代りに用いた。

あげおろし【上げ下ろし】【上下し】[0]🔗🔉

あげおろし【上げ下ろし】【上下し】[0] ―する 手に持った物や荷物などを上げることと下ろすこと。 「荷物の―〔=積みおろし〕に手間取る/箸ハシの―にまでとやかくいう」 [表記]「揚卸し」とも書く。

あげかじ【上げ舵】【上舵】アゲカヂ[0]🔗🔉

あげかじ【上げ舵】【上舵】アゲカヂ[0] 航空機を上昇させるための、 舵のとり方。 下げ舵

あげく【挙げ句】【挙句】[0]🔗🔉

あげく【挙げ句】【挙句】[0] 〔連歌レンガ・連句で、第一句を発句ホツクと言ったのに対して、最後の句の意〕 いろいろな事をした最後に行き着いた(好ましくない)結果。 「迷った―/長いこと交渉した―〔=末に〕妥協した/―のはてに〔=『あげく』 と 『はて』 と、類義語を重ね用いた強調表現〕」 [表記]「揚句」とも書く。

あけくれ【明け暮れ】【明暮】[2]🔗🔉

あけくれ【明け暮れ】【明暮】[2] 〔夜明けと夕暮れの意から〕その日の朝が始まってから、一日が終わるまでの間(ずっと)。 「ひとり暮らしの―/―〔=いつも〕子供の事を心配している」

あけくれる【明け暮れる】【明暮れる】[4]:[4]🔗🔉

あけくれる【明け暮れる】【明暮れる】[4]:[4] (自下一) (一)夜が明け、日が暮れる。月日が過ぎる。 (二)△昼夜の区別(飽きる事)無く、その事を第一義と考えて行う。 「△内部抗争(読書)に―〔=没頭する〕」

あげさげ【上げ下げ】【上下げ】[2]🔗🔉

あげさげ【上げ下げ】【上下げ】[2] ―する (一)軽い物を上げることと下げること。 「箸ハシの―」 (二)人をほめたかと思うと、一方では けなすこと。 (三)物価の騰貴と下落。 (四)潮の満ちてくることと引くこと。

あげしお【上げ潮】【上潮】アゲシホ[0]🔗🔉

あげしお【上げ潮】【上潮】アゲシホ[0] △さし(満ち)てくる潮。みちしお。〔勢いの 増してくる時期の意にも用いられる。例、「―に乗って成功した」〕 下げ潮引き潮落ち潮

あけすけ【明け透け】【明透】[0]🔗🔉

あけすけ【明け透け】【明透】[0] ―な/―に あけっぱなしである上に、 当然持つべき思慮を欠くので、聞く人に これは品が無さすぎるという感じを与えることを表わす。 「―な△しゃべり方(態度)/―に言う」

あげぜん【上げ膳】【上膳】[2][0]🔗🔉

あげぜん【上げ膳】【上膳】[2][0] 客などに 食事の 膳を 出す こと。 「―据スエ膳」

あげぞこ【上げ底】【上底】[0]🔗🔉

あげぞこ【上げ底】【上底】[0] 箱などの底が高くなって△いる(いて、見かけより内容が少ない)こと。 [表記]「揚底」とも書く。

あげだし【揚げ出し】【揚出し】[0]🔗🔉

あげだし【揚げ出し】【揚出し】[0] 豆腐や野菜を、(ほとんど)衣をつけず、そのまま軽く油で揚げたもの。 「―豆腐ドウフ [5]」

あけたて【開け閉て】【開閉て】[2]🔗🔉

あけたて【開け閉て】【開閉て】[2] ―する 〔人が〕戸・障子などを開けることとしめること。〔主として、引き戸について言う〕

あげだま【揚げ玉】【揚玉】[0]🔗🔉

あげだま【揚げ玉】【揚玉】[0] てんぷらを揚げた時に出る、衣の くず。あげかす[0]。

あげちょう【揚げ超】【揚超】アゲテウ[0]🔗🔉

あげちょう【揚げ超】【揚超】アゲテウ[0] 政府が財政資金を民間から引き揚げること。 引揚げ超過[5]。 散超払い超

あげつらう【論う】アゲツラフ[4]:[4]🔗🔉

あげつらう【論う】アゲツラフ[4]:[4] (他五) 「是非・可否などについてあれこれ論じる」意の雅語的表現。〔枝葉末節を取り上げて論じる意から、揚げ足取りの意にも用いられる〕 [名]あげつらい[0]

あげて【挙げて】[3][0]🔗🔉

あげて【挙げて】[3][0] (副) 該当する範囲のものや力などを、その目的に向けてことごとく結集する意を表わす。 「―〔=すべて〕当局の努力に待つ/組織を―取り組む/国を―〔=国民全部が〕祝う」

あげど【揚げ戸】【揚戸】[0]🔗🔉

あげど【揚げ戸】【揚戸】[0] 上に押し上げて開ける戸。 [かぞえ方]一枚

あげなべ【揚げ鍋】【揚鍋】[0]🔗🔉

あげなべ【揚げ鍋】【揚鍋】[0] 揚げ物をするための、底の浅い平たい鉄鍋。てんぷらなべ[5]。

あけに【明け荷】【明荷】[0]🔗🔉

あけに【明け荷】【明荷】[0] 十両以上の力士が、まわしや化粧まわしなどを入れるために使う、長方形の行李(コウリ)。ふたに、四股名(シコナ)が書いてある。 [表記]「開荷」とも書く。

あけのこる【明け残る】【明残る】[4]:[4]🔗🔉

あけのこる【明け残る】【明残る】[4]:[4] (自五) 夜が明けてもまだ月△星(の光)が空に残っている。 暮れ残る

あげはちょう【揚げ羽蝶】【揚羽蝶】アゲハテフ[3][0]🔗🔉

あげはちょう【揚げ羽蝶】【揚羽蝶】アゲハテフ[3][0] 緑がかった黄色の羽に黒い筋・まだらが有る大形のチョウ。あげは[0]。〔アゲハチョウ科〕 [かぞえ方]一羽・一匹

あけはなす【開け放す】【開放す】[4]:[4]🔗🔉

あけはなす【開け放す】【開放す】[4]:[4] (他五) (一)〔戸を〕最後の一枚まで、全部開ける。 (二)〔窓を〕開けられる限り、広く開ける。 (三)〔窓・戸・ふたなどを〕開けたままにしておく。〔口頭語形は「開けっぱなす[5]:[5]」〕 [名]開放し[0] [表記]「明け放す」とも書く。

あけはなつ【開け放つ】【開放つ】[4]:[4]🔗🔉

あけはなつ【開け放つ】【開放つ】[4]:[4] (他五) 「開け 放す」 の 老人語。

あけはなれる【明け離れる】【明離れる】[5]:[5]🔗🔉

あけはなれる【明け離れる】【明離れる】[5]:[5] (自下一) 早朝、地平線がまず明るく白くなり、段段暗さが薄らいで行く。

あけはらう【開け払う】【開払う】アケハラフ[4]:[4]🔗🔉

あけはらう【開け払う】【開払う】アケハラフ[4]:[4] (他五) (一)〔見通し・風通しをよくするために〕戸・障子を全部開けて、どこかに片づける。 (二)他人に譲ったり 所有者に返したり するために、今まで使っていた部屋などの家財道具の類をきれいに片づける。 [名] 開払い[0] [表記]「明け払う」とも書く。

あげひばり【揚げひばり】[3]🔗🔉

あげひばり【揚げひばり】[3] 空に高く飛びあがるヒバリ。

あげぶた【上げ蓋】【上蓋】[0]🔗🔉

あげぶた【上げ蓋】【上蓋】[0] 上げ板。

あげまく【揚げ幕】【揚幕】[0]🔗🔉

あげまく【揚げ幕】【揚幕】[0] 橋懸(ハシガカリ)や花道の出入口の幕。 引き幕 [かぞえ方]一枚

あけむつ【明け六つ】【明六】[0]🔗🔉

あけむつ【明け六つ】【明六】[0] 明け方の六つ時〔=今の午前六時ごろ〕(を知らせる鐘)。 暮六つ

あげもの【揚げ物】【揚物】[0]🔗🔉

あげもの【揚げ物】【揚物】[0] 油で揚げた食品。〔狭義では、てんぷらを指す〕

あげや【揚げ屋】【揚屋】[0]🔗🔉

あげや【揚げ屋】【揚屋】[0] 江戸時代、客が上級の遊女を呼んで遊興した店。

あけやらぬ【明けやらぬ】[4]🔗🔉

あけやらぬ【明けやらぬ】[4] (連体) 夜が まだ十分に明けきっていない。 「いまだ―空」

あけてもくれても【明けても暮れても】🔗🔉

あけてもくれても【明けても暮れても】 毎日毎日同じ状態を続けることを表わす。 「―机に向かっている」 [二](他下一)〈なに・どこヲ―〉 ()そこを占拠している物や さえぎっている物を取り除いて、開口部や通路の△流通(交通)をはかる。 「△戸(店・穴・間・道)を―/幕を開けて〔=実際その場になって〕みると/ふたを―〔= ふた〕」 閉める塞(フサ)ぐ ()そこを△満たしていた(満たしているはずの)ものを、ほかへやって空(カラ)にする。 「部屋を―〔=(a)不在にする。(b)今まで使っていたのを、他人に明け渡す〕/水を―〔=(a)外へ出す。(b)外の入れ物に移す。(c)競争相手を引き離す〕/△たらい(バケツ)を―〔=入っている水を外へ流し出す〕/△コップ(杯・ウイスキー一本)を―〔=容器一杯の液体を全部飲んでしまう〕/からだを―/日曜日は明けて〔=使わないで、あなたのために取って〕おきましょう」 [表記][二] の一部の用法は、「空ける」とも書く。

あげる【上げる】🔗🔉

あげる【上げる】 [一][3][0]:[0](他下一) (一)〈(どこカラ)どこニなにヲ―〉 人目に付かぬ△低い所(下の方)から、人の目に付く△高い所(上の方)へ移す。 「(重い)腰を―/国旗を―〔=高く掲げる〕/手を―〔=(a)挙手する。 (b) お手上げ〕/両手モロテを挙げて賛成する/△軍配(幕)を―/棚に―/客を座敷に―〔=上がるように勧める〕/芸者を―〔=座に呼んで遊興する〕/娘を大学に―〔=入学させる〕/食べた物を―〔=吐く〕/打ち―」 (二)〈(なにカラなにニ)なにヲ―〉 今までより程度を高める。 「月給を―〔=昇給させる〕/スピードを―/△名(男)を―/△血道(熱)を―/上げたり 下げたり〔=ほめたり けなしたり〕する/△ピッチ(能率・効果)を―」 (三)〈(どこニ)なにヲ―〉 それとはっきり分かるように△形(行為)に表わす。 「△花火(波しぶき・のろし)を―/兵を―〔=起こす〕/△悲鳴(総力)を―〔=出す〕/結婚式を―〔=行う〕/おだを―〔=自慢する〕/収穫を―〔=得る〕/△声(名乗り)を―/槍玉ヤリダマに―/お経を―」 (四)〈(どこニ)なにヲ―〉 〔△条件を満足する(問題となる)ものとして〕示す。 「△具体的な例(難点)を―/何人かの名を―/理由△に(を)―/…の点が挙げられる/筆頭に―〔=掲げる〕/証拠を―〔=見せる〕/犯人を―〔=検挙する〕/窃盗で上げられる/挙げて算カゾふべからず〔=余り多くていちいち算えてはいられない〕/算え―・取り―・並べ―」 (五)〈なにヲ―〉 望ましい結果を収める。 「成果を―/業績を―/利益を―〔=得る〕/一男一女を―〔=もうける〕」 (六)〈なにヲ―〉 (その範囲内で)けりがつくようにする。 「千円で―〔=まかなう。済ます〕/英語のリーダーを―〔=終える〕」 (七)〈なにヲ―〉 「与える」の△謙譲(丁寧)語。 「花を―〔=供える〕」 [二][3]:[0](自下一) 〔遠くにあったものが〕すぐそばまで来て一杯になる。 「潮が―〔=満ちて来る〕/胸が上げそうだ〔=むかむかして吐きたくなった〕」 [三]〔接尾語的に〕 (一)もう十分だという所まで何かをする。 「書き―・縛り―・練り―・でっち―・織り―・おだて―・きたえ―」 (二)相手への動作をへりくだって言う。 「願いあげます」 (三)「やる」の△謙譲(丁寧)語。 「見て―・持って―・さがして―」 [表記][一] (一)、および(三)の一部は「揚げる」、[一] (一)(三)(四)、および(五)の一部は「挙げる」とも書く。

あげず【上げず】🔗🔉

あげず【上げず】 何かをしたあと、次に同じ事をするまで それだけの期間を置かないで。 「三日に―〔=ほとんど毎日のように〕やって来る」

あげる【揚げる】[3][0]:[0]🔗🔉

あげる【揚げる】[3][0]:[0] (他下一) 熱い油に入れて火を通し、食べられるようにする。 「てんぷらを―/フライを―」

あけわたす【明け渡す】【明渡す】[4]:[4]🔗🔉

あけわたす【明け渡す】【明渡す】[4]:[4] (他五) 住みなれた家・部屋・城などから立ちのいて、他人へ渡す。〔所有権の譲渡を意味する〕 [名]明渡し[0]

あけわたる【明け渡る】【明渡る】[4]:[4]🔗🔉

あけわたる【明け渡る】【明渡る】[4]:[4] (自五) どこを見ても一面に空が明るくなり、夜が終わる。

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