かい【峡】 山と山との間。

かい【買い】 (１)買うこと。また，買う人。 (２)相場の値上がりを予想して買うこと。⇔売り

かい【櫂】 船具の名。船をこぎ進めるのに使う。木製で上半分は丸い棒，水中に入る部分は平らに削ってある。

かい【回】 [１]ある事柄を反復して行う時の一つのまとまり。「―を重ねる」 [２]（接尾） 度数・順序を数える語。「5―」

かい【会】 (１)人が集ってする儀式・催し。 (２)人が集って組織する団体。「野鳥の―」

かい【戒】 (１)いましめ。訓戒。 (２)〔梵語から〕 仏教の信者が守るべき行動の規範。戒律。禁戒。

かい【怪】 ふしぎなこと。あやしいこと。「山荘の―」

かい【界】 (１)生物を分類する際の最高次の区分。動物界と植物界などに分ける。 (２)地質時代を区分する時の「代」に相当する期間に堆積した地層。例えば古生代に堆積した地層は古生界という。

かい【階】 [１] 　　(１)多層の建築物のひとつの層。「最上―」 　　(２)地質時代を区分する時の「期」に相当する期間に堆積した地層。 [２]（接尾） 建築物の層を数える語。「3―建て」

かい【解】 (１)説明。解釈。 (２)〔数〕〔solution〕 方程式を成り立たせる未知数の値（根）。不等式を成立させる未知数の値，またそのような値全体の集合。または，微分方程式などを満足する関数。 (３)与えられた問題の答え。

かい【下位】 (１)地位や順位などが低いこと。 (２)〔論〕ある概念が他の概念に包括される関係にあること。⇔上位

かい【下意】 しもじもの者の意思。大衆の考え・意見。民意。⇔上意 「―上達」

かい【隗】 ⇒郭隗（かくかい）

━より始めよ 〔「戦国策」にある郭隗（かくかい）の故事。隗が燕の昭王に，賢臣を求めるならまず自分のようなつまらない者を登用せよ，そうすれば賢臣が次々に集まって来るだろうと言ったことから〕 (１)遠大な事をするには，手近なことから始めよ。 (２)転じて，事を始めるには，まず自分自身が着手せよ。