━に乗る人担（かつ）ぐ人，そのまた草鞋（わらじ）をつくる人 人の身分・境遇がさまざまであることのたとえ。

かご【籠】 竹・籐（とう）・針金など，細い物を編んだり組んだりして作った入れ物。

かご【加護】 神仏が力を加えて守り助けること。「神仏の―」

かご【華語】 中国語。

かご【訛語】 訛言（かげん）。

かご【過誤】 あやまち。やり損じ。

かご【歌語】 主に和歌を詠む時にだけ用いられる特殊な言葉や表現。鶴（つる）を「たず」，蛙（かえる）を「かわず」と表現する類。

がご【雅語】 雅言（がげん）。

かこい【囲い】 (１)かこうこと。「板で―をする」 (２)物をかこう物。塀や垣根。 (３)野菜・果実などを貯蔵すること。

かこいこみ【囲い込み】 (１)周りを囲うこと。 (２)〔enclosure〕 近世初期のヨーロッパ，特にイギリスで，領主・大地主が牧羊業や集約農業を営むため，共同用益権を排して私的所有を主張し，示談や議会立法によって，開放耕地や共同放牧場などを囲い込んだこと。中小の農民は没落し，農業労働者や工業労働者となっていった。

かこいもの【囲い者】 別宅などに住まわしておく女性。妾（めかけ）。囲い女。

かこう【下降】 さがっていくこと。降下。⇔上昇

かこう【火口】 (１)火山の噴火口。 (２)ボイラーの焚（た）き口。

かこう【火孔】 マグマが，地表へ噴き出すときの噴出口。

かこう【加工】 原料や材料に手を加えること。「―食品」

かこう【加功】 他人の行為の一部を分担すること。手助けをすること。

かこう【仮構】 現実には無いことをかりにあるとして，組み立てること。虚構。「―の世界」

かこう【花候】 花の咲く時候。

かこう【花梗】 ⇒花柄（かへい）

かこう【佳肴・嘉肴】 おいしい料理。

かこう【河口】 河川が海・湖に注ぎ込むところ。