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さんいつこうぞう【散逸構造】🔗🔉

さんいつこうぞう【散逸構造】 物理学者プリゴジーンが提唱した用語。熱平衡状態ではない不可逆な変化の過程で生ずる巨視的な秩序構造。エントロピー増大,エネルギーの散逸が起こり,安定状態が分岐して新たな状態に転移して形成される。多様性に富み,無秩序から秩序が生まれる点で,宇宙や生命を解明する手がかりとして注目されている。

さんいっち【三一致】🔗🔉

さんいっち【三一致】 〔(フ) trois units〕 フランス古典主義演劇の作劇法の規範。劇は 1 日以内に(時の一致),同一の場所で起こる(場所の一致),単一の筋(筋の一致)を扱わねばならないとするもの。アリストテレスの「詩学」に由来。三単一の法則。

さんいん【山陰】🔗🔉

さんいん【山陰】 (1)山の北側。また,山のかげ。 (2)山陰道。 (3)山陰地方。

さんいん【参院】🔗🔉

さんいん【参院】 「参議院」の略。

さんいん【産院】🔗🔉

さんいん【産院】 妊産婦・新生児のための病医院。産科の病院。

さんいんかいがんこくりつこうえん【山陰海岸国立公園】🔗🔉

さんいんかいがんこくりつこうえん【山陰海岸国立公園】 京都府竹野郡網野町から兵庫県を経て鳥取市の浜坂砂丘に至る,日本海に臨む海岸の国立公園。雄大な海食崖や海岸砂丘が発達。

さんいんちほう【山陰地方】🔗🔉

さんいんちほう【山陰地方】 中国地方のうち,中国山地より北の地域。鳥取・島根の 2 県と山口県の北部。兵庫県と京都府の北部を含めることもある。

さんいんどう【山陰道】🔗🔉

さんいんどう【山陰道】 律令制における七道の一。丹波・丹後・但馬(たじま)・因幡(いなば)・伯耆(ほうき)・出雲(いずも)・石見(いわみ)・隠岐(おき)の 8 国から成る。また,それらを縦貫する幹線道路。

さんいんほんせん【山陰本線】🔗🔉

さんいんほんせん【山陰本線】 山陰地方を縦断する JR 西日本の鉄道線。京都から福知山・松江を経て下関市幡生(はたぶ)に至る 678.3km と長門市・仙崎(2.2km)からなる。

さんう【山雨】🔗🔉

さんう【山雨】 山に降る雨。

━来たらんと欲し風(かぜ)楼(ろう)に満(み)つ🔗🔉

━来たらんと欲し風(かぜ)楼(ろう)に満(み)つ 変事の前の情勢の穏やかでないさま。

ざんえい【残映】🔗🔉

ざんえい【残映】 (1)夕焼け。夕映え。 (2)消えたものの名残。「江戸文化の―」

ざんえい【残影】🔗🔉

ざんえい【残影】 おもかげ。「古代王朝の―」

新辞林 ページ 3317