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ちゅうせい【中世】🔗🔉

ちゅうせい【中世】 (1)歴史の時代区分の一。古代に続き,近代に先行する時期で,封建制を基礎とする。西洋史では,5 世紀の西ローマ帝国滅亡から,14〜16 世紀のルネサンス・宗教改革までの時期をさす。かつては暗黒時代とも呼ばれた。日本史では封建制の時期を前期と後期に分け,後期は近世と呼び,前期のみを中世と呼んで,鎌倉・室町時代をこれに当てる。 (2)⇒中古

ちゅうせい【中正】🔗🔉

ちゅうせい【中正】 一つの考え・立場に偏ることなく正しいこと。

ちゅうせい【中性】🔗🔉

ちゅうせい【中性】 (1)中間の性質。 (2)性的特徴の現れ方が弱い男性あるいは女性。 (3)〔化〕酸性も塩基性も示さないこと。水溶液では水素イオンと水酸化物イオンが等しい濃度で存在し,pH は 7 となる。 (4)全体として正の電荷も負の電荷も帯びていないこと。 (5)文法上の性の一。男性・女性に対するもの。

ちゅうせい【忠誠】🔗🔉

ちゅうせい【忠誠】 まごころ。また,まごころをもって尽くすこと。「―心」

ちゅうぜい【中背】🔗🔉

ちゅうぜい【中背】 身長が平均的な高さであること。「中肉―」

ちゅうせいえん【中性塩】🔗🔉

ちゅうせいえん【中性塩】 その水溶液が酸性でも塩基性でもない塩。塩化ナトリウムや硝酸カリウムなど,強酸と強アルカリとの中和によってできた塩は,一般に中性塩。

ちゅうせいか【中性花】🔗🔉

ちゅうせいか【中性花】 雄しべ・雌しべが退化し,種子を生じない花。ガクアジサイの装飾花など。不実花。

ちゅうせいかい【中生界】🔗🔉

ちゅうせいかい【中生界】 中生代にできた地層・岩体。

ちゅうせいがん【中性岩】🔗🔉

ちゅうせいがん【中性岩】 火成岩のうち,酸性岩と塩基性岩との中間的な岩石の総称。二酸化ケイ素を 52〜66%含む。安山岩・閃緑(せんりよく)岩など。

ちゅうせいご【中世語】🔗🔉

ちゅうせいご【中世語】 中世,すなわち鎌倉・室町時代の言語。院政時代の言語をこれに含めることもある。鎌倉時代には連体形で文を終止することが一般的になり,室町時代には口語と文語とがはっきり分かれ,ジとヂ,ズとヅの混同が始まった。

ちゅうせいし【中性子】🔗🔉

ちゅうせいし【中性子】 〔neutron〕 素粒子の一。記号 n,中性,スピン1/2,質量は陽子の質量より 0.1%ほど大きく,平均寿命 889 秒でベータ崩壊する。バリオンに属し,陽子とともに原子核を構成して,核子と呼ばれる。ニュートロン。

新辞林 ページ 5217