複数辞典一括検索+

なかむらがんじろう【中村鴈治郎】🔗🔉

なかむらがんじろう【中村鴈治郎】 歌舞伎俳優。屋号,成駒屋。 (1)(初世)(1860-1935) 大阪の人。3 世中村翫雀の子。容貌・風姿にすぐれ,上方和事に長じた。 (2)(2 世)(1902-1983) 初世の二男。上方和事にすぐれ,また女方にも長じた。

なかむらきちえもん【中村吉右衛門】🔗🔉

なかむらきちえもん【中村吉右衛門】 (初世)(1886-1954) 明治から昭和期の歌舞伎俳優。屋号,播磨屋。東京生まれ。3 世中村歌六の長男。口跡にすぐれた。立ち役,特に時代物に古格の演技を見せ,6 世尾上菊五郎と菊吉時代を現出した。

なかむらきちぞう【中村吉蔵】🔗🔉

なかむらきちぞう【中村吉蔵】 (1877-1941) 劇作家・演劇学者。島根県生まれ。劇作と同時に新劇運動の理論と実践に活躍。母校早大で演劇史を講じた。代表作「井伊大老の死」「獅子に喰われる女」「日本戯曲技巧論」

なかむらきよお【中村精男】🔗🔉

なかむらきよお【中村精男】 (1855-1930) 気象学者。山口県生まれ。中央気象台長。気象事業の整備や科学的な気象学の育成に尽力。東京物理講習所(のちの東京物理学校)設立に携わる。

なかむらくさたお【中村草田男】🔗🔉

なかむらくさたお【中村草田男】 (1901-1983) 俳人。中国アモイ生まれ。ホトトギス同人。人間探求派として知られ,「万緑」を創刊,主宰。句集「長子」「火の島」「万緑」ほか。

なかむらけんきち【中村憲吉】🔗🔉

なかむらけんきち【中村憲吉】 (1889-1934) 歌人。広島県生まれ。東大卒。伊藤左千夫に師事,「アララギ」同人。写実的で繊細な歌風の歌を詠んだ。歌集「馬鈴薯の花」(島木赤彦との合著)「林泉集」「しがらみ」など。

なかむらざ【中村座】🔗🔉

なかむらざ【中村座】 1624 年,中村(猿若)勘三郎が江戸中橋南地に開場した江戸最初の歌舞伎劇場。江戸三座の一。初め猿若座といったが,のち 1651 年堺町に移転し中村座と改称。1893 年(明治 26)廃座。

新辞林 ページ 5945