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フーリエ【Fourier】🔗⭐🔉
フーリエ【Fourier】
(1)〔Charles F.〕
(1772-1837) フランスの思想家。ファランジュと呼ぶ共同体を基礎とする理想的な未来社会を構想。空想的社会主義者の代表。著「四運動および一般的運命の理論」
(2)〔Jean Baptiste Joseph F.〕
(1768-1830) フランスの数学者・物理学者。「熱の解析的理論」を著し熱伝導を偏微分方程式における境界値の問題として扱い「フーリエ級数」「フーリエ積分」を導入。
フーリエきゅうすう【フーリエ級数】🔗⭐🔉
フーリエきゅうすう【フーリエ級数】
2πを周期とし,適当な条件をみたす関数を,余弦関数と正弦関数の級数として表示したもの。物理学や工学に広く応用される。
フーリエへんかん【フーリエ変換】🔗⭐🔉
フーリエへんかん【フーリエ変換】
関数 f(x)に e−ixt を掛けて区間(−∞,∞)で積分したものは,t の関数になり F(t)で表され,f(x)に対して F(t)を対応させることを,f(x)のフーリエ変換という。このとき f(x)が適当な条件をみたせば,逆に F(t)に eixt を掛けて区間(−∞,∞)で積分したもので f(x)が表される(フーリエ逆変換)。時間の信号である f(t)から周波数の関数 F(ω)へのフーリエ変換は重要な応用例である。
フーリガン【hooligan】🔗⭐🔉
フーリガン【hooligan】
ならずもの。特にヨーロッパで,サッカー場で騒ぎを起こす熱狂的なファンをいう。
ふうりゅう【風流】🔗⭐🔉
ふうりゅう【風流】
(1)おちついた優雅な趣のあること。
(2)詩歌・書画・茶など,俗を離れた趣のあるもの。
ふうりゅうしどうけんでん【風流志道軒伝】🔗⭐🔉
ふうりゅうしどうけんでん【風流志道軒伝】
滑稽本。5 巻。風来山人(平賀源内)作。1763 年刊。当時評判の辻講釈師深井志道軒を主人公のモデルとし,日本全国・大人国・小人国・女護島などを遍歴するという筋で,滑稽を交えて風俗・人心を風刺する。
ふうりゅうぶつ【風流仏】🔗⭐🔉
ふうりゅうぶつ【風流仏】
小説。幸田露伴作。1889 年(明治 22)「新著百種」に発表。旅先で出会った花売りの娘に恋した彫刻師珠運の悲恋を描いた露伴の出世作。
新辞林 ページ 6931。