ふんれい【奮励】 気力をふるいおこして励むこと。「―努力する」

ぶんれい【文例】 文や文章の実例。

ぶんれつ【分列】 分かれて並ぶこと。また，分けて並べること。

ぶんれつ【分裂】 (１)いくつかに分かれること。 (２)〔生〕 (ア)細胞・組織・器官・個体などが二つまたはそれ以上に分かれること。(イ)単細胞生物および多細胞生物における無性生殖の主要な方法。

ぶんれつきしつ【分裂気質】 クレッチマーの分類による気質の一。非社交的・控えめ・きまじめで，感情が極端に敏感であったり，逆にひどく鈍感であったりする。

ぶんれつしょくぶつ【分裂植物】 生殖法が主に分裂による植物の総称。細菌類と藍藻（らんそう）類とをまとめた群。

ぶんれつそうち【分裂装置】 分裂期の細胞にみられる染色体・紡錘体・中心小体・星状体などの細胞小器官の総称。娘染色体群の分配と細胞の分裂に関与する。

ぶんれつそしき【分裂組織】 細胞分裂を行なっている細胞よりなる組織。植物の茎や根の成長点や形成層などがこれにあたる。⇔永久組織

ぶんれつびょう【分裂病】 ⇒精神分裂病

ぶんろ【分路】 電気回路の中の二点を別の導線で連絡した場合のその導線。シャント。

ふんろう【糞瘻】 腸と皮膚の間に管腔を形成したもの。糞便が体表に洩れ出る。

ぶんろく【文禄】 年号（1592.12.8-1596.10.27）。後陽成天皇の代。

ぶんろくけいちょうのえき【文禄慶長の役】 1592 年（文禄 1）4 月の釜山浦上陸をもって開始された豊臣政権による朝鮮侵略戦争。日本軍は緒戦で朝鮮正規軍を破ったが，朝鮮を救援した，明との間に翌年停戦協定が締結された。しかし，97 年（慶長 2）再開され，98 年の秀吉の死により終わる。この侵略は朝鮮の国土・民衆に甚大な被害を与えたのみならず，豊臣政権の基盤もまた揺るんだ。朝鮮側では壬辰（じんしん）・丁酉（ていゆう）の倭乱という。朝鮮出兵。