こや【小屋】 (１)小さく，簡単な造りの粗末な建物。また，仮に建てた小さな建物。 (２)芝居などを興行する建物。

こやおう【顧野王】 （519-581） 中国，南北朝の梁・陳の学者。字書「玉篇」を編む。

こやく【子役】 演劇や映画・テレビなどの，子供の役。また，それを演じる人。

こやくにん【小役人】 地位の低い役人。

こやぐみ【小屋組】 建物の屋根を支えるための骨組みとなる構造。

こやさん【姑射山】 中国の伝説で，仙人が住むという山。藐姑射山（はこやのやま）。

こやし【肥やし】 肥料。こえ。

こや・す【肥やす】 （動五） (１)肥料を与えて，地味をよくする。「土地を―・す」 (２)物の価値を判断する力を高める。「目を―・す」 (３)栄養を与えて太らせる。

こやす・い【小安い】 （形） 取引で，相場が少し安い。

こやすがい【子安貝】 タカラガイ科に属する大形の巻貝の俗称。特に，ハチジョウダカラをさす。殻は光沢があり，古くから安産のお守りとされた。

こやすかんのん【子安観音】 安産をかなえ，幼児の無事を守る観世音菩薩。

こやすじぞう【子安地蔵】 安産をかなえるといわれる地蔵尊。

こやね【小屋根】 小さい屋根。二階建ての下屋の屋根や庇（ひさし），窓の上につけた屋根など。⇔大屋根

こやまさくのすけ【小山作之助】 （1863-1927） 音楽教育家・作曲家。新潟県生まれ。東京音楽学校教授。「夏は来ぬ」「敵は幾万ありとても」など唱歌・軍歌を多数作曲。

こやましょうたろう【小山正太郎】 （1857-1916） 洋画家。新潟県生まれ。川上冬崖・フォンタネージに師事。画塾不同舎を設立。明治美術会の創立に参加。

こやみ【小止み】 雨や雪がちょっとの間降りやむこと。おやみ。「―なく降る」