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しゃく【勺】🔗🔉

しゃく【勺】 (1)尺貫法の容積の単位。合の 10 分の 1。約 0.018l。せき。 (2)尺貫法の面積の単位。坪の 100 分の 1。約 0.033m2。せき。 (3)登山の路程で,合の 10 分の 1。

しゃく【尺】🔗🔉

しゃく【尺】 (1)長さの単位。寸の 10 倍,丈の 10 分の 1。1 尺の長さは時代などによって異なる。変遷を経て,曲尺(かねじやく)・鯨尺が行われた。メートル条約加入後,1891 年(明治 24)曲尺 1 尺を 33 分の 10m(約 30.3cm)と定義し,尺貫法の長さの公認基本単位として1958 年(昭和33)まで用いられた。 (2)ものさし。 (3)長さ。たけ。「―が足りない」

しゃく【杓】🔗🔉

しゃく【杓】 柄杓(ひしやく)。

しゃく【笏】🔗🔉

しゃく【笏】 束帯を着るとき,右手に持つ細長い板。初めは式次第などを紙に書き,裏に貼って備忘用としたが,のちには儀礼用となった。手板(しゆはん)。さく。

しゃく【酌】🔗🔉

しゃく【酌】 酒をさかずきにつぐこと。また,それをする人。「―をする」

しゃく【釈】🔗🔉

しゃく【釈】 仏教徒が,釈迦の宗教的一族であるとして,法名の上に姓として付ける語。

しゃく【錫】🔗🔉

しゃく【錫】 錫杖。

しゃく【爵】🔗🔉

しゃく【爵】 (1)天子が諸侯・臣下に授与する社会的身分を表示する称号。周代には公・侯・伯・子・男の五等が諸侯に,卿・大夫・士の三等が臣下に与えられた。 (2)栄典の一。天皇が華族に授与した世襲的身分階級。1884 年(明治 17)の華族令により,公・侯・伯・子・男の五爵を制定。1947 年(昭和 22)に廃止。

しゃく【癪】🔗🔉

しゃく【癪】 (1)胸や腹のあたりに起こる激痛の総称。さしこみ。 (2)腹が立つこと。「―にさわる」

しゃくい【爵位】🔗🔉

しゃくい【爵位】 (1)爵とくらい。 (2)旧華族制度で,公・侯・伯・子・男の爵の階級。

しゃく・う【杓う】🔗🔉

しゃく・う【杓う】 (動五) 水などをすくい取る。しゃくる。

しゃくが【尺蛾】🔗🔉

しゃくが【尺蛾】 シャクガ科のガの総称。体は細長く,はねは幅広いが,飛び方は弱々しい。幼虫をシャクトリムシという。シャクトリガ。

しゃくぎ【釈義】🔗🔉

しゃくぎ【釈義】 文章・語句などの意味を解きあかすこと。

しゃくざい【借財】🔗🔉

しゃくざい【借財】 借金をすること。また,借金。

しゃくし【杓子】🔗🔉

しゃくし【杓子】 汁や飯などをすくったりよそったりするのに使う道具。しゃもじ。

しゃくし【釈子】🔗🔉

しゃくし【釈子】 釈迦の弟子。僧侶。

しゃくし【釈氏】🔗🔉

しゃくし【釈氏】 釈迦。釈尊。

しゃくしぎ【杓鴫】🔗🔉

しゃくしぎ【杓鴫】 チドリ目シギ科ダイシャクシギ属の鳥の総称。くちばしが長く下に曲がるのが特徴。

しゃくしじょうぎ【杓子定規】🔗🔉

しゃくしじょうぎ【杓子定規】 一つの基準ですべてを律しようとすること。融通性のないさま。「―なお役所仕事」

しゃくしづら【杓子面】🔗🔉

しゃくしづら【杓子面】 額(ひたい)とあごがつき出て,中央のくぼんだ顔。しゃくしがお。

しゃくしな【杓子菜】🔗🔉

しゃくしな【杓子菜】 タイサイの別名。

シャクシャインのたたかい【シャクシャインの戦い】🔗🔉

シャクシャインのたたかい【シャクシャインの戦い】 1669 年北海道日高を中心に起きたアイヌ民族の蜂起。シブチャリ(現,静内町)-アイヌの首長シャクシャインに率いられた 2000 余名のアイヌは松前藩の支配と収奪に抵抗して蜂起するが,奸計(かんけい)にあい鎮圧された。

しゃくしゃく【綽綽】🔗🔉

しゃくしゃく【綽綽】 (ト/タル) ゆとりのあるさま。綽然。「余裕―」

しゃくじょう【錫杖】🔗🔉

しゃくじょう【錫杖】 〔仏〕僧・修験者の持つ杖(つえ)。頭部についている環に,さらにいくつかの小環をつけたもの。

しゃく・する【釈する】🔗🔉

しゃく・する【釈する】 (動サ変) 文章・語句などの意味を平易に説明する。

しゃくすん【尺寸】🔗🔉

しゃくすん【尺寸】 ⇒せきすん(尺寸)

しゃくせきし【赤石脂】🔗🔉

しゃくせきし【赤石脂】 鉱物性生薬の一。雲母とカオリナイトを主成分とし,大量の酸化鉄(II)を含む。漢方用薬として止血,下痢止め,強壮などを目的に処方される。

しゃくぜつにち【赤舌日】🔗🔉

しゃくぜつにち【赤舌日】 暦注の一。赤舌神のつかさどる日で,公事・訴訟・契約などを忌む。凶日。赤(しやく)。

しゃくせん【借銭】🔗🔉

しゃくせん【借銭】 借金。

しゃくぜん【灼然】🔗🔉

しゃくぜん【灼然】 (ト/タル) (1)輝くさま。 (2)あきらかなさま。判然。

しゃくぜん【釈然】🔗🔉

しゃくぜん【釈然】 (ト/タル) 迷いや疑いが消えて,心がさっぱりするさま。「―としない話」

しゃくぜん【綽然】🔗🔉

しゃくぜん【綽然】 (ト/タル)⇒綽綽

しゃくそん【釈尊】🔗🔉

しゃくそん【釈尊】 釈迦の尊称。

しゃくたて【杓立て】🔗🔉

しゃくたて【杓立て】 茶道で,柄杓(ひしやく)と火箸を立てておく器具。柄杓立て。

しゃくち【尺地】🔗🔉

しゃくち【尺地】 ⇒せきち(尺地)

しゃくち【借地】🔗🔉

しゃくち【借地】 土地を借りること。また,借りた土地。

しゃくちけん【借地権】🔗🔉

しゃくちけん【借地権】 建物の所有を目的とする地上権および土地の賃借権。

しゃくちしゃっかほう【借地借家法】🔗🔉

しゃくちしゃっかほう【借地借家法】 土地の賃借権の存続期間・効力,建物の賃貸借の契約の更新・効力等に関して定める法律。建物保護ニ関スル法律,借地法,借家法を廃止して新しい法律として 1991 年(平成 3)制定。

しゃくちほう【借地法】🔗🔉

しゃくちほう【借地法】 借地人の権利の保護を目的とした法律。1921 年(大正 10)制定。1991 年(平成 3)借地借家法に吸収廃止。

しゃくちょうくう【釈迢空】🔗🔉

しゃくちょうくう【釈迢空】 折口信夫(おりくちしのぶ)の号。

しゃくてん【釈奠】🔗🔉

しゃくてん【釈奠】 ⇒せきてん(釈奠)

しゃくど【尺度】🔗🔉

しゃくど【尺度】 (1)物の長さをはかる道具。ものさし。 (2)長さ。寸法。 (3)物事を評価・判断するための規準。

しゃくどう【赤銅】🔗🔉

しゃくどう【赤銅】 少量の金・銀を含む銅合金。緑青・硫酸銅・ミョウバンなどを混合した液で煮ると黒紫を帯びた色になる。古くから仏像・装飾品などの金属工芸に用いられた。烏金(うきん)。

しゃくどういろ【赤銅色】🔗🔉

しゃくどういろ【赤銅色】 あかがね色。

しゃくとりが【尺取蛾】🔗🔉

しゃくとりが【尺取蛾】 ⇒尺蛾

しゃくとりむし【尺取虫】🔗🔉

しゃくとりむし【尺取虫】 シャクガ科のガの幼虫。寸法を測るような独特の歩き方をする。オギムシ。しゃくとり。

しゃくなげ【石南花・石楠花】🔗🔉

しゃくなげ【石南花・石楠花】 ツツジ科の常緑低木。深山に自生。4,5 月,枝頂に淡紅色の漏斗状花をつける。園芸品種や変種が多い。

しゃくにほんぎ【釈日本紀】🔗🔉

しゃくにほんぎ【釈日本紀】 注釈書。28 巻。卜部懐賢(兼方)著。鎌倉末期成立。従来の日本書紀の研究に卜部家の家説を加え,集大成したもの。

しゃくにゅう【借入】🔗🔉

しゃくにゅう【借入】 借り入れること。かりいれ。「―金」

しゃくねつ【灼熱】🔗🔉

しゃくねつ【灼熱】 焼けてあつくなること。非常にあついこと。「―の太陽」

しゃくねつ【赤熱】🔗🔉

しゃくねつ【赤熱】 ⇒せきねつ(赤熱)

しゃくのたね【癪の種】🔗🔉

しゃくのたね【癪の種】 腹の立つ原因。

しゃくのむし【癪の虫】🔗🔉

しゃくのむし【癪の虫】 体内にいて,癇癪(かんしやく)を起こすもとと考えられていたもの。「―が起こる」

しゃくはち【尺八】🔗🔉

しゃくはち【尺八】 (1)〔長さ 1 尺 8 寸が基準なのでいう〕 縦笛の一。簧(した)(リード)はなく,歌口に直接唇をあてて吹奏する。数種類あるが,今日多く使われるのは普化(ふけ)尺八で,太い竹の根元に近い部分で作る。指孔は 5 孔。竹。 (2)書画で,紙・絹などの幅 1 尺 8 寸のもの。 (3)男根にする口淫。フェラチオ。

しゃくびょうし【笏拍子】🔗🔉

しゃくびょうし【笏拍子】 神楽(かぐら)・催馬楽(さいばら)などで拍子をとるために打ち鳴らす楽器。初め 2 枚の笏を用いたが,のち笏を縦にまん中で二つに割った形となった。さくほうし。びゃくし。

しゃくふ【酌婦】🔗🔉

しゃくふ【酌婦】 (1)料理屋などで,酌などをして客をもてなす女。 (2)下級料理屋などで,酌のほか売春もする女。

しゃくぶく【折伏】🔗🔉

しゃくぶく【折伏】 〔仏〕相手の悪や誤りを打破して,真実の教えに帰服させる教化法。破邪。

しゃくほう【釈放】🔗🔉

しゃくほう【釈放】 捕らえられている者を自由にしてやること。特に,被疑者・被告人・在監者の拘禁を解くこと。

しゃくま【借間】🔗🔉

しゃくま【借間】 部屋を借りること。また,借りた部屋。

しゃくめい【釈明】🔗🔉

しゃくめい【釈明】 誤解や非難などに対し,説明して理解を得ること。

しゃくめい【借名】🔗🔉

しゃくめい【借名】 他人の名前を借りること。また,借りた名前。「―口座」

しゃくめいけん【釈明権】🔗🔉

しゃくめいけん【釈明権】 裁判で,当事者に法律上・事実上の発問を行い,陳述の補充・訂正の機会を与える,あるいは立証を促す裁判所の権能。発問権。

しゃくもち【癪持ち】🔗🔉

しゃくもち【癪持ち】 癪を持病とすること。また,その人。

しゃくもん【借問】🔗🔉

しゃくもん【借問】 ⇒しゃもん(借問)

しゃくもん【迹門】🔗🔉

しゃくもん【迹門】 〔仏〕天台宗・日蓮宗で,法華経二十八品の前半の 14 品をいう。この世に垂迹(すいじやく)した仏(釈尊)が一切衆生を一乗に会入させていくことを説いた部分。⇔本門

しゃくもん【釈文】🔗🔉

しゃくもん【釈文】 仏教の経論を解釈した文句。

しゃくもん【釈門】🔗🔉

しゃくもん【釈門】 釈迦の一門。仏門。

しゃくや【借家】🔗🔉

しゃくや【借家】 家を借りること。また,借りた家。

しゃくやく【芍薬】🔗🔉

しゃくやく【芍薬】 キンポウゲ科の多年草。薬用・観賞用に栽培される。5 月頃,茎頂にボタンに似た花を 1 個つける。花色は淡紅・紅・白など。漢方で根を鎮痛・鎮痙薬とする。貌佳草(かおよぐさ)。

しゃくやけん【借家権】🔗🔉

しゃくやけん【借家権】 借家人がその建物に継続的に居住することができる等の借家人の権利。主に借地借家法により保護されている。

しゃくやほう【借家法】🔗🔉

しゃくやほう【借家法】 借家人の権利の保護を目的とする法律。1921 年(大正 10)制定。91 年(平成 3)借地借家法に吸収廃止。

しゃくよ【尺余】🔗🔉

しゃくよ【尺余】 1 尺よりやや長いこと。1 尺あまり。「―のフナ」

しゃくよう【借用】🔗🔉

しゃくよう【借用】 借りて使うこと。「―証」

しゃくようご【借用語】🔗🔉

しゃくようご【借用語】 他の言語より借り入れ,自国語と同様に日常的に使われるようになった語。

しゃくらん【借覧】🔗🔉

しゃくらん【借覧】 書物などを借りて見ること。

しゃくりあ・げる【り上げる】🔗🔉

しゃくりあ・げる【り上げる】 (動下一) 息をすい込むようにして泣く。

しゃくりょう【借料】🔗🔉

しゃくりょう【借料】 借り賃。借り料。

しゃくりょう【酌量】🔗🔉

しゃくりょう【酌量】 事情をくみとって,同情ある扱い方をすること。斟酌(しんしやく)。「情状―」

しゃくりょうげんけい【酌量減軽】🔗🔉

しゃくりょうげんけい【酌量減軽】 情状を考慮して,裁判官が刑を軽減すること。

しゃく・る【杓る】🔗🔉

しゃく・る【杓る】 (動五) (1)中央がくぼむように削り取る。「スプーンで―・る」 (2)液体や粉などをすくい取る。しゃくう。「水を―・る」 (3)あごを軽く突き出すようにして上げる。人に物事や方向をぞんざいに指示する時の動作。

しゃく・れる【杓れる】🔗🔉

しゃく・れる【杓れる】 (動下一) 中ほどが弓なりにくぼむ。「―・れたあご」

しゃくろく【爵禄】🔗🔉

しゃくろく【爵禄】 爵位と俸禄。

しゃくん【社訓】🔗🔉

しゃくん【社訓】 企業の経営理念や,また従業員の守るべき範を定めたもの。

シャクンタラー【akuntal🔗🔉

シャクンタラー【akuntal インドの詩人カーリダーサの戯曲。7 幕。4〜5 世紀頃作の,サンスクリット文学の傑作。主人公は美少女シャクンタラー。シャクンターラ。

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