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べんしょう‐ほう【弁証法】(‥ハフ)🔗⭐🔉
べんしょう‐ほう【弁証法】(‥ハフ)
(ドイツDialektikの訳語)原語はもと、対話・弁論の術を意味し、ソクラテス、プラトンでは真の認識に至る方法とみなされたが、アリストテレスでは詭弁とみなされ、カントも仮象の論理とみなした。ヘーゲル哲学では、思惟の発展、またはその理論。思惟は矛盾を通して発展し、その発展の中で矛盾が止揚されるとし、正・反・合の三段階を経るという。すなわち、形式論理の抽象的、一面的な言明(正)を、それに対立・矛盾する否定言明(反)によって否定し、さらに両者を総合する第三の高次の言明(合)に至ろうとする思惟の運動様式。マルクスでは、これを社会・歴史の発展の論理として、唯物論の土壌の上で展開した。→弁証法的唯物論。
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