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あお‐にび【青鈍】(あを‥)🔗🔉

あお‐にび【青鈍】(あを‥) 1 染色の名。濃い、はなだ色。浅葱(あさぎ)色に、青みが混じった色。凶事や仏教関係の服飾に多く用いる。 2 襲(かさね)の色目の名。表裏ともに、濃い、はなだ色。

あお‐にゅうどう【青入道】(あをニフダウ)🔗🔉

あお‐にゅうどう【青入道】(あをニフダウ) 剃りたてで、青々と見える坊主頭。また、その人。

あお‐にょうぼう【青女房】(あをニョウバウ)🔗🔉

あお‐にょうぼう【青女房】(あをニョウバウ) 1 宮中や貴族の家に仕えるまだ年若の未熟な女性、また、身分の低い女性。 2 顔色の青ざめた妻女。顔色の悪い女性。 3 六位の侍の妻。

あおに‐よし【青丹よし】(あをに‥)🔗🔉

あおに‐よし【青丹よし】(あをに‥) 1 地名「奈良」にかかる。奈良坂のあたりから、顔料や塗料として用いる青土(あおに)を産出したからという。「よし」は間投助詞。 2 「国内(くぬち)」にかかる。 3 奈良と同音を含む「ならう」にかかる。 奈良の名物菓子。片栗と砂糖を原料として、短冊形に押し固め、表面に斜めに白いかすり引きの模様をつけたもの。

あお‐にょろり【青にょろり】(あを‥)🔗🔉

あお‐にょろり【青にょろり】(あを‥) 「あおぎり(青桐)」の異名。

あお‐ぬ・く【仰ぬく】(あふ‥)🔗🔉

あお‐ぬ・く【仰ぬく】(あふ‥) 〔自カ四〕(「あおのく」の変化)=あおむく(仰向)

あお‐ぬのこ【青布子】(あを‥)🔗🔉

あお‐ぬのこ【青布子】(あを‥) 青色の綿入れ。転じて、粗末な衣服をいう。

あお‐ね【青ね】(あを‥)🔗🔉

あお‐ね【青ね】(あを‥) 「はこねしだ(箱根羊歯)」の異名。

あお‐ね【青嶺】(あを‥)🔗🔉

あお‐ね【青嶺】(あを‥) 青々と、木が生い茂っている山。青山。《季・夏》 奈良県吉野町の金峰神社東南の峰。吉野八景の一つ。

あおね‐おんせん【青根温泉】(あをねヲンセン)🔗🔉

あおね‐おんせん【青根温泉】(あをねヲンセン) 宮城県柴田郡川崎町にある温泉。

あおね‐かずら【青根蔓】(あをねかづら)🔗🔉

あおね‐かずら【青根蔓】(あをねかづら) シダ類ウラボシ科の常緑多年草。本州中部以西の暖地の岩石、崖、樹上に着生。根茎は青緑色で長く伸び、互いにもつれ合う。葉は長さ一〇〜四〇センチメートルぐらいの長楕円形で、羽状に深く裂ける。葉質は薄く、淡黄緑色で両面に柔らかい細毛が密生。漢名、水竜骨。いわしぼね。

日国 ページ 112