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せめ‐せっちょう【責せっちょう】(‥セッチャウ)🔗⭐🔉
せめ‐せっちょう【責せっちょう】(‥セッチャウ)
=せめせっかん(責折檻)*浄・本朝檀特山‐二「姫君を此家へ引取り、責(セメ)せっちゃうとの噂故」
せめ‐だいこ【攻太鼓】🔗⭐🔉
せめ‐だいこ【攻太鼓】
敵に攻めかかる時の合図に打ち鳴らす太鼓。また、敵陣に攻め入るように急迫した調子に連打する太鼓。
セメダイン🔗⭐🔉
セメダイン
(Cemedine)合成接着剤の商品名の一つ。
せめ‐た・てる【攻め立てる】🔗⭐🔉
せめ‐た・てる【攻め立てる】
〔他タ下一〕
せめた・つ〔他タ下二〕やすむひまなく激しい勢いで攻撃する。しきりに攻撃する。
せめた・つ〔他タ下二〕やすむひまなく激しい勢いで攻撃する。しきりに攻撃する。
せめ‐た・てる【責め立てる】🔗⭐🔉
せめ‐た・てる【責め立てる】
〔他タ下一〕
せめた・つ〔他タ下二〕しきりに責める。さかんになじる。せきたてる。*紫式部日記「いざもろともにとせめたてさせ給ひて、心にもあらずまうのぼりたり」
せめた・つ〔他タ下二〕しきりに責める。さかんになじる。せきたてる。*紫式部日記「いざもろともにとせめたてさせ給ひて、心にもあらずまうのぼりたり」
せめ‐ぢから【責力】🔗⭐🔉
せめ‐ぢから【責力】
責めたてる力。責めたてる張り。
せめ‐つ・ける【攻め付ける】🔗⭐🔉
せめ‐つ・ける【攻め付ける】
〔他カ下一〕
せめつ・く〔他カ下二〕きびしく敵を攻撃する。強力に敵を攻める。*太平記‐三「切岸の下まで攻付(セメつけ)て、逆木を引のけて打て入んとしけれども」
せめつ・く〔他カ下二〕きびしく敵を攻撃する。強力に敵を攻める。*太平記‐三「切岸の下まで攻付(セメつけ)て、逆木を引のけて打て入んとしけれども」
せめ‐つ・ける【責め付ける】🔗⭐🔉
せめ‐つ・ける【責め付ける】
〔他カ下一〕
せめつ・く〔他カ下二〕ひどく責める。きびしくとがめる。*浄・国性爺合戦‐三「お返事を、さあ只今とせめつくれば」
せめつ・く〔他カ下二〕ひどく責める。きびしくとがめる。*浄・国性爺合戦‐三「お返事を、さあ只今とせめつくれば」
せめ‐つづみ【攻鼓】🔗⭐🔉
せめ‐つづみ【攻鼓】
攻撃の合図に打ち鳴らすつづみ。また、敵陣を攻めるように激しく連打するつづみ。
せめ‐て【攻手】🔗⭐🔉
せめ‐て【攻手】
1 攻めかかる人。攻める方の側。攻撃側。
2 攻める方法。攻撃方法。
せめ‐て【責手】🔗⭐🔉
せめ‐て【責手】
責めとがめる人。折檻(せっかん)する人。責める方の側。
せめ‐て🔗⭐🔉
せめ‐て
〔副〕(動詞「せむ(迫)」「せめる(責)」の連用形に「て」が付いてできたもの。対象に間隔を置かず、さしせまって、逼迫(ひっぱく)して、の意から)
1 (他にせまり他をせめる意から)しいて。むりに。たって。つとめて。*平中‐二七「この男は、せめて対面にと言ひければ」
2 (自分にせまり自分をせめる意から)切実に。しきりに。熱心に。*狭衣‐二「幼き人や具したりしと、せめてゆかしく思されて」
3 非常に。ひどく。たまらなく。はなはだしく。*枕‐二六四「せめておそろしきもの、夜鳴る神」
4 (1から5へ移る過程的な意味で)むりにがまんすれば。しいていえば。*太平記‐一二「是はせめて俗人なれば言ふに足らず」
5 最小限これだけは実現してほしかった、実現してほしい、という話し手の気持を表す。これだけでも。少なくとも。「せめて私だけには打明けてほしかった」*金刀比羅本保元‐上「ぜひなく位を押し取られ給て、せめて廿年の御宝算をだにも保たせ給はず」
●せめての
1 切実な。はなはだしい。感にたえかねている。*讚岐典侍‐下「せめての我が心の見なしにや、かかやかしきまでに見ゆるに」
2 不十分ながら。精いっぱいの。最低限の。*平家‐二「古郷の恋しきままに、せめてのはかりことに、千本の卒都婆を作り」
●せめての事(こと)
他のことはがまんして、何としてもこれだけはということ。これだけはと切望すること。最小限の事。*平家‐二「同じう失はるべくは、都近き此の辺にてもあれかしと、のたまひけるぞ、せめての事なる」
●せめては
むりにがまんすれば。十分ではないが、これだけは。やっとのことで。*堤中納言‐よしなしごと「ただの衵(あこめ)・衾(ふすま)、せめてはならば、布の破襖(やれあを)にても」
●せめても
むりにも。それでもわずかに。*増鏡‐一五「人の口さがなさ、せめても、先坊の御方ざまの事を、おとしめざまに言ひ悩ましし人々も」
●せめてもの
1 限られた最小限の。やむをえない。*愚管抄‐六「御約束変改の議にはあらず、せめてものことにて有りけるを」
2 (かけがえのないものが無かったり失われたときに)そこなわれないで残った、わずかに在る。多少なりとも気持をまぎらすことのできる。「せめてもの心やり」「せめてもの楽しみ」
日国 ページ 11933。