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ぜん‐しょう【前哨】(‥セウ)🔗⭐🔉
ぜん‐しょう【前哨】(‥セウ)
敵前または敵地近くに軍隊をとどめたとき、特に警戒のために、駐屯地の前方に配置する部隊。また、その勤務。
ぜん‐しょう【前宵】(‥セウ)🔗⭐🔉
ぜん‐しょう【前宵】(‥セウ)
前の夜。昨夜。前夜。
ぜん‐しょう【前章】(‥シャウ)🔗⭐🔉
ぜん‐しょう【前章】(‥シャウ)
前の章段。前の箇条。
ぜん‐しょう【前檣】(‥シャウ)🔗⭐🔉
ぜん‐しょう【前檣】(‥シャウ)
船の前の部分にある帆柱。
ぜん‐しょう【前蹤】🔗⭐🔉
ぜん‐しょう【前蹤】
(「せんしょう」とも)前人や昔の人の事業の跡。先蹤。
ぜん‐しょう【軟障】(‥シャウ)🔗⭐🔉
ぜん‐しょう【軟障】(‥シャウ)
(「ぜんじょう」とも)=ぜじょう(軟障)*源氏‐藤裏葉「あらはなるべき所には、せんしゃうをひき、いつくしうしなさせ給へり」
ぜん‐しょう【善祥】(‥シャウ)🔗⭐🔉
ぜん‐しょう【善祥】(‥シャウ)
めでたいしるし。よいきざし。吉祥。瑞祥。
ぜん‐じょう【前条】(‥デウ)🔗⭐🔉
ぜん‐じょう【前条】(‥デウ)
前文にあげた事柄。前の箇条。前の条文。前にある条項。前項。先条。
ぜん‐じょう【禅杖】(‥ヂャウ)🔗⭐🔉
ぜん‐じょう【禅杖】(‥ヂャウ)
仏語。坐禅のとき、眠気を催した者をいましめる杖。竹や葦(あし)などで作り、先端に綿などをつつんだ球をつけたもの。
そ🔗⭐🔉
そ
〔終助〕(語源については、サ変動詞「す」の命令形あるいは未然形の古形とするもの、指示詞あるいは係助詞「そ」と関係づけるものなどがある)
1 「な…そ」あるいは「な…そね」の形で動詞の連用形(カ変、サ変の動詞だけは未然形)をはさみ、禁止表現となる。→補注。*古事記‐上・歌謡「命はな死せたまひ曾(ソ)」*万葉‐四三三五「波な開(さ)き曾(ソ)ね」
2 「そ」単独で活用語の連用形を受け、禁止の意を表す。院政期頃に現れ、近世にはほとんど用いられなくなる。*今昔‐一九・二一「然はれ其達(そこたち)はえ呑みそ」
[補注](1)「な…そね」は上代のみの形。(2)上代では「な…そ」「な…そね」の他、「な…」「…な」の形でも禁止を表すが、「な」を伴わず「そ」だけで用いられることはない。
ぜん‐じょう【禅定】(‥ヂャウ)🔗⭐🔉
ぜん‐じょう【禅定】(‥ヂャウ)
1 (「禅」は梵dhy
naを音訳した「禅那」の略。「定」はもと梵sam
dhiの訳語。心を一つの対象に注いで、心の散乱をしずめるのが「定」、その上で、対象を正しくはっきりとらえて考えるのが「禅」)仏語。仏道修行の一つで、三学・六波羅蜜の一つ。心を一点に集中し、雑念を退け、絶対の境地に達するための瞑想。心を統一して静かに対象を観察し、思索して真理を悟ること。
2 (高い山が信仰登山の対象となったところから)高い山の頂上をいう。霊山の頂上。
3 (―する)富士山、白山、立山などの高い山に登って、信者が修行すること。*仮・東海道名所記‐二「富士禅定(ゼンヂャウ)するもの、精進潔斎して、のぼれども」
●禅定の当(あ)たり
必ずあたること。必ず射あてること。
●禅定の弓(ゆみ)
仏語。密教では、弓を禅定の現れと考えて、恵(え)の矢とともに無明(むみょう)を滅ぼす象徴とした。愛染明王の持つ弓矢。定の弓。


日国 ページ 12032。