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あかだ【閼伽陀・阿伽陀】🔗🔉

あかだ【閼伽陀・阿伽陀】 (梵agadaの音訳。無病、無価、不死薬、健康などと訳す) 1 一切の病気に効くという霊薬の名。浄土教では阿弥陀の誓願にたとえる。 2 (百薬の長という意にかよわせて)酒の異名。

あがた【県】🔗🔉

あがた【県】 1 大化改新以前の地方組織。国造(くにのみやつこ)の統治する地域の下部組織とも、朝廷の直轄領を意味するともいわれる。また県には二種類あって国造の下部組織と皇室の直轄領の性質をそれぞれ持つともいわれる。 2 地方。田舎。国。 3 国司の任国。赴任先の国。また、国司その人。

あがた‐ありき【県歩】🔗🔉

あがた‐ありき【県歩】 律令制において地方官が、任国から任国へと地方を勤務して回ること。

あか‐だい【赤鯛】(‥だひ)🔗🔉

あか‐だい【赤鯛】(‥だひ) 色の赤い鯛の総称。

あがた‐い【県居】(‥ゐ)🔗🔉

あがた‐い【県居】(‥ゐ) 田舎住まい。 賀茂真淵の家号。

あか‐だいこん【赤大根】🔗🔉

あか‐だいこん【赤大根】 1 ダイコンの一品種。根の表皮が赤色を帯びるもの。紫大根。 2 (1は、中身が白いところから)表面だけ左翼的急進的な人。

あがたい‐じんじゃ【県居神社】(あがたゐ‥)🔗🔉

あがたい‐じんじゃ【県居神社】(あがたゐ‥) 静岡県浜松市にある神社。祭神、賀茂真淵。

あがたいぬかい【県犬養】(あがたいぬかひ)🔗🔉

あがたいぬかい【県犬養】(あがたいぬかひ) 姓氏。大和朝廷の直轄地の県に住み、供御の鳥獣を捕える猟犬を飼う部民を総轄した氏族。はじめは連姓であったが、壬申の乱の際の功により天武天皇一三年には宿禰姓が与えられ、特に、三千代は県犬養橘宿禰の姓を賜わり、支族にも宿禰姓が許された。三千代の他、聖武天皇の夫人広刀自がこの氏の出である。

あがたいぬかい‐の‐みちよ【県犬養三千代】(あがたいぬかひ‥)🔗🔉

あがたいぬかい‐の‐みちよ【県犬養三千代】(あがたいぬかひ‥) 大和、奈良時代の女官。美努王(みぬおう)に嫁して橘諸兄(たちばなのもろえ)を生み、藤原不比等と再婚し光明皇后を生み、橘姓を賜わり権勢をふるった。(〜七三三)

日国 ページ 155