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はる‐に【遥に】🔗🔉

はる‐に【遥に】 〔形動〕⇒はる(遥)

はる‐にれ【春楡】🔗🔉

はる‐にれ【春楡】 ニレ科の落葉高木。北海道、本州、まれに四国、九州の山地に生える。高さ三〇メートル、径一メートルに達する。樹皮は灰褐色。幹にはしばしばこぶ状の突起ができる。葉は互生して短柄をもち表面はざらつく。縁に二重鋸歯がある。春、葉に先だって黄緑色の微細な花が群がりつく。果実は倒卵形で長さ約一センチメートル、広い翼がある。材は建築・器具・家具・細工物に用いる。にれ。ねり。ねれ。やにれ。

はる‐の【春野】🔗🔉

はる‐の【春野】 春の姿になった野原。《季・春》

はるのうみ【春の海】🔗🔉

はるのうみ【春の海】 新邦楽の曲名。昭和四年一二月、宮城道雄が翌年の勅題「海辺の巌(いわお)」にちなんで作曲。箏と尺八の二重奏曲。

はる‐の‐たむらそう【春の田村草】(‥たむらサウ)🔗🔉

はる‐の‐たむらそう【春の田村草】(‥たむらサウ) シソ科の多年草。本州南部以西の山地に生える。茎は四角で直立し、高さ五〜三〇センチメートル。葉は一〜二回羽状複葉で、茎の下部に集まってつく。四〜六月頃、茎頂に花穂をつけ、白色の小唇形花を数段輪生する。

はるのひ【波留濃日・春の日】🔗🔉

はるのひ【波留濃日・春の日】 連句集。一冊。山本荷兮(かけい)編。貞享三年刊。尾張(名古屋)蕉門の歌仙・追加六句・四季の発句を集録。蕉風を代表する撰集として「俳諧七部集」の一つとされている。

はるのひ‐の【春の日の】🔗🔉

はるのひ‐の【春の日の】 春の日中の時間が長いところから、「長し」、および、これと同音の地名「ながら」にかかる。

はるのべ‐の‐こめ【春延の米】🔗🔉

はるのべ‐の‐こめ【春延の米】 代金支払いを翌春三月払いの約束で借り入れた米。江戸時代、米を現金化して年末の資金とする方法として用いられた。

はる‐の‐みや【春の宮】🔗🔉

はる‐の‐みや【春の宮】 (「春宮(とうぐう)」の訓読み)皇太子の宮殿。また、皇太子の称。《季・春》

はるのみや‐びと【春の宮人】🔗🔉

はるのみや‐びと【春の宮人】 皇太子の宮殿である春宮坊に仕える人。

はるのめざめ【春のめざめ】🔗🔉

はるのめざめ【春のめざめ】 (原題ドイツFrhlingserwachen)戯曲。三幕一九場。ベデキント作。一八九一年発表、一九〇六年ベルリンで初演。思春期の少年少女を描き、自然なものの芽生えを不道徳とする考えに警告の意を示した。

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