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ふ‐ど【府帑】🔗⭐🔉
ふ‐ど【府帑】
(「帑」はかねぐら)政府のかねぐら。国庫。また、そこに蔵する金。国庫金。
ぶと【蚋】🔗⭐🔉
ぶと【蚋】
=ぶゆ(蚋)
ぶ‐と【
・伏兎】🔗⭐🔉
ぶ‐と【
・伏兎】
餅を油で揚げた食品。*新撰字鏡「餾夫止」


ふと‐い【太藺・莞】(‥ゐ)🔗⭐🔉
ふと‐い【太藺・莞】(‥ゐ)
カヤツリグサ科の多年草。各地の池沼に生える。高さ一〜二メートル。茎は円柱形で太い。葉は退化して鞘状ないし鱗片状で褐色。夏から秋にかけ、茎頂に楕円形で黄褐色の小穂を多数つける。茎で花筵(むしろ)などを織る。おおい。とうい。まるすげ。《季・夏》
ふと・い【太い】🔗⭐🔉
ふと・い【太い】
〔形口〕
ふと・し〔形ク〕
物体の周囲の長さが長かったりして、体積・容量が大きい。
1 棒状のものや線状のもののまわりや幅が大きい。*宇津保‐藤原の君「ふとき縄ひきて、布の御衣かけたり」
2 体の肉づきがよい。肥えている。*能因本枕‐六〇「おとなだちたる人はふときよし」
3 声や息の容量が大きい。低音で音量が豊かである。
4 金や品物などたくわえが多い。財宝豊かである。*雑俳・智恵くらべ「太(フト)ふ成り・煙の細ひ銀子かしや」
5 非常に大きい。はなはだしい。甚大だ。*伽・猿源氏草紙「ただふとく物を思ふと見えたり」
心や気持が豊かで大きい。
1 大胆で、物事に恐れず、動揺しない。落ち着きがあって安定している。*万葉‐一九〇「真木柱太(ふとき)心はありしかど」
2 (悪い意味に使われて)横着である。ずうずうしい。ずぶとくふてぶてしい。ふらちだ。「ふとい料簡」*俳・毛吹草‐五「竹の子をぬすむもふとき心哉」
3 歌論で、歌が堂々として雄大である。男性的でたくましい美を示し、「たけたかし」に近い。
●太く短(みじか)く
人生をおくるのに、したいことをして楽しく過ごせるなら、長生きなどはしなくてもかまわないという処世の態度をいう。



日国 ページ 17631。