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あがもの‐の‐つかさ【贖司】🔗🔉

あがもの‐の‐つかさ【贖司】 律令制で、刑部省に属し罪人の資財没収、罰金の収納、遺失物などを保管し官物にすることなどをつかさどる官司。職員は正、佑、大少令史各一人、使部、直丁など。大同三年正月、刑部省に併合。

あか‐もん【赤門】🔗🔉

あか‐もん【赤門】 1 朱塗りの門。近世、将軍家から奥方を迎えた大名は、赤門を建てた。 2 光沢があってやや黄色みを帯びた印刷用の洋紙。はじめ輸入したイギリスの製品に赤い門の商標があったからという。 東京大学の朱塗りの通用門。もと加賀藩前田家の御守殿門(ごしゅでんもん)の一つ。 東京大学の俗称。「赤門出」

あかもん‐は【赤門派】🔗🔉

あかもん‐は【赤門派】 1 東京大学の出身者。また、その関係の者。 2 明治文壇の一派。明治二八年創刊の雑誌「帝国文学」誌上で活躍した、高山樗牛、大町桂月、姉崎嘲風、土井晩翠、上田敏ら東京大学出身の詩人や評論家をいう。

あか‐やがら【赤矢柄・赤魚】🔗🔉

あか‐やがら【赤矢柄・赤魚】 ヤガラ科の海魚。体は細長く約一・五メートル。長い管状の口先をもち、尾びれの後端が長く糸状に伸びている。乾燥したものは漢方薬で、腎臓病の薬とする。本州中部以南に産し、太平洋熱帯部、インド洋方面に広く分布。

あかや‐こ【赤谷湖】🔗🔉

あかや‐こ【赤谷湖】 群馬県利根郡新治村にある人造湖。利根川支流の赤谷川中流に、相俣ダム建設後できた。面積〇・九八平方キロメートル。

あか‐やしお【赤八入】(‥やしほ)🔗🔉

あか‐やしお【赤八入】(‥やしほ) ツツジ科の落葉小高木。本州の福島県以南、四国及び九州の山地に生える。幹は高さ三メートルぐらいで細かく枝分かれする。葉は枝先に五枚、輪生状につき、楕円形で両端がとがり、縁毛があって長さ約二・五センチメートル。花は淡紅色で枝先に一個開き、腺毛の生えた柄がある。花冠は幅広い鐘形で五裂し、径約五センチメートルになる。アケボノツツジによく似る。あかぎつつじ。けあけぼの。

日国 ページ 181