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うかい‐ぶね【鵜飼船】(うかひ‥)🔗🔉

うかい‐ぶね【鵜飼船】(うかひ‥) 1 鵜飼に使う船。中世までは丸木船、近世以降は船首上部を箱型につき出した特異な板船。鵜船。《季・夏》 2 高瀬船系の川船の一種。各地にあるが、船型は所により異なる。美濃・白石、伊勢・桑名間を往復した貨客用は、長さ一三メートルほどの一枚(だな)の細長い船。

うかい‐べ【鵜飼部】(うかひ‥)🔗🔉

うかい‐べ【鵜飼部】(うかひ‥) 上代、宮内省の大膳職(だいぜんしき)に属した部民の一つ。鵜を使用して魚をとり朝廷に供進した漁民。

うかい‐ぼうえき【迂回貿易】(ウクヮイ‥)🔗🔉

うかい‐ぼうえき【迂回貿易】(ウクヮイ‥) 為替操作などのために、直接取引しないで第三国を経由して行なう貿易。

うかい‐もの【鵜飼物】(うかひ‥)🔗🔉

うかい‐もの【鵜飼物】(うかひ‥) 鵜飼派の刀工が鍛えた刀剣。

うかい‐れんさい【鵜飼錬斎】(うかひ‥)🔗🔉

うかい‐れんさい【鵜飼錬斎】(うかひ‥) 江戸前期の朱子学者。京都の人。名は真昌。通称金平。山崎闇斎に学ぶ。水戸藩彰考館総裁。金平点といわれる訓点を付けた「通鑑綱目」などを刊行。(一六四八〜九三)

うが・う【嗽う】(うがふ)🔗🔉

うが・う【嗽う】(うがふ) 〔自ハ四〕うがいをする。口をすすぐ。

うか‐うか🔗🔉

うか‐うか 〔副〕 1 ものごとの状態や人の心などが安定しないさま。うわついて落ち着かないさま。*椿葉記「世の中はうかうかとして年もくれぬ」 2 はっきりした心のはたらきがないさま。何かに気を取られたりして不注意でいるさま。ぼんやりしているさま。「うかうかして注意を見落とす」*虎寛本狂言・呂蓮「後生をも願はず、只うかうかと暮すと申は」 3 細かいことに気をとられずのんびりするさま。「車が多くて、うかうか道も歩けない」 心のうわついた人。また、ぼんやり者。*洒・箱まくら‐上「うかうかどもは、させうか知らんが」

うかうか‐🔗🔉

うかうか‐ 〔形シク〕心が落ち着かない、また、思慮の浅いさま。うわついている。軽薄だ。*小夜のねさめ「うかうかしからず、正直に道理を知りたらんよりほかは」 うかうかし‐さ(名)

うかがい【窺・伺】(うかがひ)🔗🔉

うかがい【窺・伺】(うかがひ) (古くは「うかかい」) (窺) 1 そっとのぞき見ること。 2 敵陣の様子をひそかに探ること。また、その人。まわしもの。 (伺) 1 神仏や目上の人などに指図、意見を仰ぐこと。特に、人民や下級の役人、官庁から幕府、政府や上級の官庁に指示を仰ぐこと。 2 「問うこと」「聞くこと」「訪問すること」などの謙譲語で、相手を敬って用いる。*浮・新色五巻書‐一「さじかげんのうかがゐ、薬とりに通い」 3 機嫌伺いの客。*雑俳・柳多留‐一一「うかがいに下女めしびつをひっかかへ」 ●伺いを立(た)てる 神仏に祈っておつげをこう。また、目上の人などに指図、意見を仰ぐ。

日国 ページ 1810