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むろと【室戸】🔗⭐🔉
むろと【室戸】
高知県東南端の地名。室戸岬一帯を占める。江戸時代の野中兼山の築港による室津港は室戸岬(津呂)港とともに遠洋漁業の根拠地。室戸岬を中心とする海岸の大部分が室戸阿南海岸国定公園の一部に指定されている。昭和三四年市制。
むろとあなんかいがん‐こくていこうえん【室戸阿南海岸国定公園】(‥コクテイコウヱン)🔗⭐🔉
むろとあなんかいがん‐こくていこうえん【室戸阿南海岸国定公園】(‥コクテイコウヱン)
徳島・高知両県にまたがる国定公園。室戸岬西部から徳島県阿南市に至る約二〇〇キロメートルの岩石海岸の美を中心とする。
むろ‐どう【無漏道】(‥ダウ)🔗⭐🔉
むろ‐どう【無漏道】(‥ダウ)
仏語。煩悩を離れた、きよらかな道。
むろ‐どこ【室床】🔗⭐🔉
むろ‐どこ【室床】
茶室の床の間の一種。天井・脇壁(わきかべ)のすべての入隅(いりずみ)を壁土で丸みをつけて塗ったもの。
むろと‐ざき【室戸岬】🔗⭐🔉
むろと‐ざき【室戸岬】
四国・高知県東南端の岬。足摺岬と対して土佐湾を抱く。標高一〇〇メートルの海岸段丘と奇岩・乱礁を特色とし、亜熱帯植物が繁茂する景勝地で、室戸阿南海岸国定公園の一中心。日本の最強風地といわれる。むろとみさき。
むろと‐たいふう【室戸台風】🔗⭐🔉
むろと‐たいふう【室戸台風】
昭和九年九月二一日四国の室戸岬に上陸して四国・近畿・北陸・東北地方を襲い大被害を生じた大型台風。平均風速は毎秒四五メートル、室戸岬で記録した中心の気圧は九一一・九三ミリバールで日本の陸上気象観測史上最低である。被害は死者三千名余、傷者一万五千名以上。
むろ‐の‐き【榁の木】🔗⭐🔉
むろ‐の‐き【榁の木】
植物「ねず(杜松)」の古名。
むろ‐の‐つ【室津】🔗⭐🔉
むろ‐の‐つ【室津】
⇒むろつ(室津)

むろ‐の‐やしま【室八島】🔗⭐🔉
むろ‐の‐やしま【室八島】
(「やしま」は釜の意)語義未詳。一説に、竈(かまど)のこと。昔、除夜に竈を払い清め、その灰の状態で翌年の吉凶を占った習俗を「室の八島のことこひ」といったという。*散木奇歌集‐冬「さらひするむろのやしまのことこひに身のなりはてん程を知るかな」
栃木市国府町にあった大神(おおみわ)神社。そこにある池は水気が立ち上り、煙のように見えるところから、つねに煙の立つ所として歌枕に用いられる。


むろ‐ほう【無漏法】(‥ホフ)🔗⭐🔉
むろ‐ほう【無漏法】(‥ホフ)
仏語。煩悩を増長させることのない法。無為法と四諦中の道諦をいう。
日国 ページ 19266。