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ヤコブセン🔗🔉

ヤコブセン (Jens Peter Jacobsen イェンス=ペーター―)デンマークの小説家。はじめ、植物学を研究し、ダーウィンの翻訳などを行ったが、のち文学に専心し無神論の立場から自然と人間を客観的に描き出した。著「ニールスリーネ」など。(一八四七〜八五)

ヤコブのてがみ【ヤコブの手紙】🔗🔉

ヤコブのてがみ【ヤコブの手紙】 =ヤコブしょ(―書)

や‐こぼれ【矢零】🔗🔉

や‐こぼれ【矢零】 弓につがえて射ようとする矢が、指からすべって落ちること。

や‐ごろ【矢比・矢頃】🔗🔉

や‐ごろ【矢比・矢頃】 1 矢を射当てるのに程よい距離。*今昔‐一九・三五「箭(や)ごろを去て」 2 物事をなすのに適当な時機、ころあい。「矢ごろをはかる」

やごろう【弥五郎】(やゴラウ)🔗🔉

やごろう【弥五郎】(やゴラウ) (「ごろう」は御霊(ごりょう)の変化)疫病や災厄を送り出す呪的行事に使われる藁人形などの形代(かたしろ)。

やさ【優】🔗🔉

やさ【優】 (形容詞「やさしい」の語幹から) 〔語素〕名詞の上に付いて、やさしく上品である、しとやかであるなどの意を添える。「やさ人」「やさ男」「やさがた」など。 〔形動〕やさしく、おとなしいさま。*浄・大友の真鳥‐四「やさなをのこがしなせふり」

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〔格助〕(体言または体言に準ずるものを受けて「より」と同様に用いられる上代語) 1 動作・作用の起点を示す。時間的な場合と空間的な場合とがある。*書紀‐景行一七年三月・歌謡「はしきよし我家の方由(ユ)雲居立ち来(く)も」 2 動作の行われる場所・経由地を示す。時間的・空間的・抽象的な用法がある。*書紀‐神武即位前・歌謡「伊那佐の山の木の間由(ユ)もいゆきまもらひ」 3 動作の手段を示す。*万葉‐三三九六「小筑波のしげき木の間よ立つ鳥の目由(ユ)か汝(な)を見むさ寝ざらなくに」 4 比較の基準を示す。*万葉‐二四三八「海従(ゆ)まさりて深くしそ思ふ」 [補注]「書紀‐歌謡」と「万葉集」に用例が見られるのみである。語源に関しては格助詞「ゆり」を参照。

日国 ページ 19729