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やんれ🔗🔉

やんれ 〔感動〕(「やれ」を強めた語)俗謡などの囃子詞(はやしことば)。*歌謡・松の葉‐三「やんれ可愛らしやの」

やんわり(やんはり)🔗🔉

やんわり(やんはり) 〔副〕(「やわやわ(柔柔)」の「やわ」から変化)物やわらかなさまを表す語。やわらかに。おだやかに。しずかに。やあわり。「やんわりとたしなめる」

ゆ【ゆ・ユ】🔗🔉

ゆ【ゆ・ユ】 五十音図の第八行第三段(ヤ行ウ段)に置かれ、五十音順で第三十七位(同音のかなの重複を含めるとき、第三十八位)のかな。いろは順では第三十九位で、「き」のあと、「め」の前に位置する。現代標準語の発音では、硬口蓋と前舌との間を狭めて発する有声の半母音jと母音uとの結合した音節juにあたる。イ段のかなに添えてウ段の拗音を表すことがある。現代かなづかいでは拗音の場合「ゆ」を小文字で添える。「ゆ」の字形は、「由」の草体から出たもの、「ユ」の字形は、同じく「由」の末二画(中のたて画と下の横画)からできたものの変形である。ローマ字では、yuと書く。

ゆ【弓】🔗🔉

ゆ【弓】 ゆみ。他の語の上に付いて、複合語を構成する。「ゆずえ(弓末)」「ゆはず(弓弭)」など。

ゆ【夜】🔗🔉

ゆ【夜】 「よ(夜)」の上代東国方言。→ゆとこ(夜床)

ゆ【斎】🔗🔉

ゆ【斎】 神聖であること。清浄であること。助詞「つ」を伴って、または、直接に接頭語的に名詞の上に付いて用いられ、その物が神事に関する物であることを表す。「ゆ庭」「ゆ鍬(くわ)」など、神、または、神をまつるための物を表す名詞に付く場合と、「ゆ笹」「ゆ槻」など、植物の名を表す名詞に付く場合とがある。い。→斎(ゆ)つ

ゆ【揺】🔗🔉

ゆ【揺】 琴(きん)や箏(そう)などで、余韻を波うたせるために左の手の指先で絃を左右(琴)、または上下(箏)に幾回かゆすること。また、その音。*源氏‐明石「手づかひ、いといたう唐めき、ゆの音ふかう澄ましたり」

日国 ページ 19923