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りくち‐めん【陸地綿】🔗🔉

りくち‐めん【陸地綿】 ワタの一種。古くインカ時代からペルー、およびメキシコで栽培された。現在では北アメリカを中心に栽培され世界綿生産高の六割以上を占める。高さ一〜一・五メートル。葉は心臓形で三〜五深裂する。花は白または淡黄色で大きく、綿毛は長く、種子から離脱しやすい。

リグベーダ🔗🔉

リグベーダ (原題サンスクリット&1E5A;g-veda-sahit)インドの聖歌集。一〇巻。紀元前一五〇〇〜紀元前一〇〇〇年ごろ成立。インド最古の文献。大半はインドラ神など多くの神々に捧げられた賛歌で、婚礼・葬送・宇宙創造などをうたったものや対話形式の叙事詩のような世俗的なものも含む。古代アーリア人の生活意識を反映し、インド思想の源泉で神話学・民俗学・言語学の豊富な資料ともなっている。

りくちゅう【陸中】🔗🔉

りくちゅう【陸中】 東山道一三か国の一国。明治元年陸奥国の分割により新設。廃藩置県後一部は秋田県、大部分は岩手県となる。

りくちゅうかいがん‐こくりつこうえん【陸中海岸国立公園】(‥カイガンコクリツコウヱン)🔗🔉

りくちゅうかいがん‐こくりつこうえん【陸中海岸国立公園】(‥カイガンコクリツコウヱン) 岩手県北部から宮城県北部の気仙(けせん)沼湾に至る海岸部を占める国立公園。北半の隆起海岸と南半の沈降海岸の二大特色をもつ景勝地。

りく‐ちょう【六朝】(‥テウ)🔗🔉

りく‐ちょう【六朝】(‥テウ) 中国で、後漢の滅亡から隋の統一まで、揚子江流域におこり建康(南京)に都した六王朝の総称(二二二〜五八九年)。三国の呉、南渡後の晋(東晋)と南北朝の南朝四王朝(宋・斉・梁・陳)をさす。江南の風土・経済の上に、独自の優雅な中国文化を発展させた。 六朝時代に行われた書風。もと南朝の王羲之、王献之の書道をさしたが、のち、清朝のころ北朝の近代的書道が興隆しだすとこれをも六朝とよぶようになった。

りく‐ちょう【陸鳥】(‥テウ)🔗🔉

りく‐ちょう【陸鳥】(‥テウ) 陸上棲の鳥。水鳥・海鳥に対するが、ふつうは渉禽を含めない。樹上棲、地上棲、草原棲の鳥の総称。

り‐くつ【理屈・理窟】🔗🔉

り‐くつ【理屈・理窟】 1 もっともな論理。すじの通ったわけ。ことわり。道理。「理屈が立たない」 2 理論ばかりにかたよること。また、こじつけた理論。無理につじつまを合わせた条理。「理屈をつける」「理屈をこねる」 3 利益・都合・事情などにかなうこと。*伎・五大力恋緘‐二幕「『土瓶は茶がわるうならうかと存じて、用意致して置きました』ト日向につりあり『こいつは理窟ぢゃ、どれどれ』」 4 (―する)色事の事情や段取りなど。諸分。また、色事をすること。*洒・意妓の口‐二「はや床のりくつもすんだとみへ、ここにおち付てはなしてゐる」 5 やりくり。方策。心づもり。魂胆。*滑・八笑人‐二「あんまりよささうでもねへノヨ。そこで今夜下た見分をしようといふりくつだ」 6 こごと。文句。*洒・通言総籬‐二「そんなにさわいだら又、やりてがみせ三味線の一といふ声でりくつをいふが」 ●理屈が=よい[=いい] 1 ふところぐあいがよい。裕福である。また、幸運である。 2 得である。有利だ。

日国 ページ 20476