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ろんご【論語】🔗🔉

ろんご【論語】 中国の経書。二〇編。各編冒頭の文字をとって編名とする。四書の一つ。孔子の言行や弟子・諸侯・隠者との対話を記したもので、孔子の生前から記録され、その没後、門弟によって編纂されたと推定されている。人間の最高の徳として「仁」を措定し、そこにいたる道を礼と楽とを学ぶことに求める。儒教の原初的な理念、また周代の政治、社会情況を窺い知る上でも、最も基本的な資料。日本には応神天皇一六年百済から伝来したという。円珠経。

ろん‐こう【論功】🔗🔉

ろん‐こう【論功】 功績の有無・程度を論じ定めること。

ろん‐こう【論考・論攷】(‥カウ)🔗🔉

ろん‐こう【論考・論攷】(‥カウ) 論じ、考察すること。多く、「日本書紀論考」のように書名に用いられる。

ろんこう【論衡】(ロンカウ)🔗🔉

ろんこう【論衡】(ロンカウ) 中国の雑家書。三〇巻。後漢の王充撰。九〇年完成。君主が良い政治を行わないと天が地上に災いを及ぼすという天人相関説を単なる自然現象とみなし、天の意志を否定し、無意志な力「気」が万物の生成変化を支配するとし、鬼神の存在を否定。当時の国教の儒教をも強く批判。

ろんこう‐こうしょう【論功行賞】(‥カウシャウ)🔗🔉

ろんこう‐こうしょう【論功行賞】(‥カウシャウ) 功績の有無・大小を論じてそれに応じて賞を行うこと。

ろん‐こく【論告】🔗🔉

ろん‐こく【論告】 1 自己の信じるところを述べ告げること。意見を述べること。 2 刑事裁判で、証拠調べが終わった後、検察官が行う事実および法律の適用についての意見の陳述。その際に行われる求刑を含めていう場合もある。

ろんごしっかい【論語集解】🔗🔉

ろんごしっかい【論語集解】 「論語」の注釈書。一〇巻。魏の何晏撰。漢魏の諸説の集成で、現存最古の完備した書。の疏と合わせたものを「論語正義」という。

ろんごせいぎ【論語正義】🔗🔉

ろんごせいぎ【論語正義】 「論語」の注釈書。十三経注疏の一つ。二〇巻。魏の何晏注、宋の疏。

ろんご‐よみ【論語読】🔗🔉

ろんご‐よみ【論語読】 論語を読むこと。また、「論語読みの論語知らず」の意をきかせて、書物の上だけで、その意味を解する人をあざけっていう。 ●論語読みの論語(ろんご)=知(し)らず[=読(よ)まず] 書物に書いてあることを理解するだけで、実行の伴わない者をあざけっていう。

ロンサール🔗🔉

ロンサール (Pierre de Ronsard ピエール=ド―)一六世紀フランスの代表的詩人。プレイヤード詩派を指導、フランス語の洗練に努めた。作「オード集」など。(一五二四〜八五)

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