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〔接続〕(接続助詞「が」から転じたもの)先行の事柄に対し、後行の事柄が反対、対立の関係にあることを示す。逆接。だが。しかし。*虎寛本狂言・朝比奈「あさひなと聞いたならば責まい物を。が、朝ひなと聞て責ねば地ごくの名をれじゃ」

おん‐ども【俺共】🔗🔉

おん‐ども【俺共】 〔代名〕(「おれども」の変化)自称。われら。

おん‐どり【雄鳥・雄鶏】(をん‥)🔗🔉

おん‐どり【雄鳥・雄鶏】(をん‥) (「おとり(雄鳥)」の変化) 1 (雄鳥)鳥のおす。 2 (雄鶏)おすの鶏(にわとり)。

オンドル🔗🔉

オンドル (朝鮮'on-dor「温突」の朝鮮漢字音)暖房装置の一つ。朝鮮、中国東北地方などで行なわれている。床下に仕切り壁と溝を設けて、たき口で火をたき、煙をこの溝に通して床を熱し、室内を暖める。

おんどれ🔗🔉

おんどれ 〔感動〕=おのれ(己)

オントロギー🔗🔉

オントロギー (ドイツOntologie)存在論。

おんな【女】(をんな‥)🔗🔉

おんな【女】(をんな‥) (「をみな(女)」の変化) 1 女性。婦人。女子。おなご。め。*竹取「男は女にあふ事をす」 2 成人した女性。女性として一人前となった者。*青表紙一本源氏‐玉鬘「女になるまで過ぎにけるを」 3 妻。女房。*波形本狂言・因幡堂「今の女をりべつして」 4 情婦。妾。「女がある」 5 下女。女中。 6 遊女。女郎。淫売婦。「女を買う」 7 女性の容貌、器量。「女をあげる」 8 女性が一般的にもっている、煮えきらなさ、柔弱などの性質。「女の腐ったような人物」 ●女さかしくて牛=売り損う[=売られぬ] 女は、利口のようでも大局を見通す力が無く、目先の欲にとらわれて、かえって事を仕損じるというたとえ。 ●女三人寄れば姦(かしま)しい (「女」という字を三つ合わせると「姦(さわがしいの意)」という字になるところから)女はおしゃべりだから、三人も集まれば非常にやかましいということ。 ●女に五障三従(ごしょうさんじゅう・ごしょうさんしょう)あり 女は生まれつき五障と三従を身に備えているということ。おなごに五障三従あり。 ●女に七去(しちきょ)あり 妻には、夫から一方的に離婚されても仕方がない七つの場合がある。すなわち「一、父母に従順でない、二、子ができない、三、多言である、四、窃盗する、五、淫乱である、六、嫉妬深い、七、たちの悪い病気にかかる」の七つ。昔、儒教や中国、日本の律令で認められていたもの。 ●女に白い歯は見せられぬ 男は女にやさしい笑顔をみせてはいけない。あまやかすとつけあがって、男をばかにするようになるとのいましめ。 ●女になる 1 女が嫁入りしてもよい年齢になる。月経がはじまって成熟した女になる。 2 男を知る。処女でなくなる。 ●女の足駄にて作れる笛には秋の鹿よる どんな男も女には迷いやすいことのたとえ。 ●女の家(いえ) 五月の節供に女だけが家にこもって物忌みの夜を過ごすこと。地方に見られる習俗。 ●女の一念岩をも通す 女の執念ぶかいことのたとえ。 ●女の髪の毛には大象(たいぞう)もつながる 女は男をひきつける非常に強い力をもっていることのたとえ。 ●女の=腐ったよう[=腐れ] ぐずぐずしていて、意志、態度などのはっきりしない男をあざけっていう語。 ●女の子(こ) 1 女の子供。幼女。 2 若い女性。 ●女の筋(すじ) 女色の方面。情事。 ●女の節供(せっく) 三月三日の雛祭。 ●女の魂(たましい) 鏡の異称。 ●女の知恵は後へ回る 女の知恵は浅はかでまわりがおそく、事が過ぎたあとで良い考えが浮かぶの意。 ●女の中の豆炒(まめい)り 女の子の中に男の子が一人だけまじっているのをはやすことば。 ●女の能(のう) 女を主人公とした能。「井筒」「野宮」「羽衣」「熊野」など。 ●女の道(みち) 1 女色の方面。恋路。女の筋。 2 女の守るべき道徳。おなごの道。 3 女が生きてゆく道。おなごの道。 ●女の目には鈴をはれ 女の目は鈴のように大きく、ぱっちりしているのがよい。 ●女の利発(りはつ)牛の一散(いっさん) 女はいくら利口でも、その考えは深い思慮もなく、むやみにはやるものだの意。 ●女は氏なくて玉の輿に乗る 女は生まれがいやしくても、容姿や運などがよければ、富貴の人の妻となっていい生活ができる。 ●女は売(う)り物(もの) 女はあたかも売り物のように、他に嫁としてやらなくてはならないものの意。 ●女は会釈にあまれ 女はすべての事につけてひかえめにせよの意。 ●女は門開(かどびら)き (天鈿女命(あまのうずめのみこと)が天の岩戸を開いたという故事から)女は縁起がいいの意にいう。 ●女は下げて育てよ 女はその家柄より低い程度に育てよ。そうすれば、その生家より生活程度の低いところへ嫁に行っても、苦しい思いをしたり増長したりすることがない。 ●女は三界に家なし (「三界」は、全世界の意。「女に家なし」「女に三つの家なし」とも)女は、幼少のときは親に従い、嫁に行っては夫に従い、老いては子に従わなければならないものであるから、どこにも安住できるところがない。 ●女は化物(ばけもの) 女は衣装、化粧、髪型などによって、すっかり変わることをいう。 ●女は魔物(まもの) 女は男を迷わせたり、外面とは異なった恐しいものを内にもった悪魔のような存在であるの意。 ●女を拵(こしら)える 男が、愛人を持つ。 ●女を知(し)る 男が女と初めて肉体関係をもつ。

日国 ページ 3499