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あしや‐どうまん【蘆屋道満】(‥ダウマン)🔗🔉

あしや‐どうまん【蘆屋道満】(‥ダウマン) 平安時代、一条天皇の頃の陰陽家、安倍晴明の門人。藤原道長を呪詛し播磨国(兵庫県)に放逐されたと伝えられる。浄瑠璃などに脚色された。生没年不詳。

あしやどうまんおおうちかがみ【蘆屋道満大内鑑】(あしやダウマンおほうちかがみ)🔗🔉

あしやどうまんおおうちかがみ【蘆屋道満大内鑑】(あしやダウマンおほうちかがみ) 浄瑠璃。時代物。五段。竹田出雲作。享保一九年大坂竹本座初演。信田妻(しのだづま)伝説を集大成した作品。

あしや‐の‐うないおとめ【葦屋菟原処女】(‥うなゐをとめ)🔗🔉

あしや‐の‐うないおとめ【葦屋菟原処女】(‥うなゐをとめ) ⇒うないおとめ(菟原処女)

あじゃら【戯】🔗🔉

あじゃら【戯】 (「あざれ(戯)」からか)ふざけること。たわむれ。あじゃれ。 ●戯にも たとえたわむれにでも。かりそめにも。下に禁止、打消の表現がくることが多い。*浄・仮名手本忠臣蔵‐九「あじゃらにも悋気ばししてさらるるな」

あじゃら・く【戯らく】🔗🔉

あじゃら・く【戯らく】 〔自カ下二〕ふざける。たわむれる。*難波土産‐発端「子供だましのあじゃらけたる事は取らず」

あじゃら‐こう【戯講】🔗🔉

あじゃら‐こう【戯講】 堅苦しいことをぬきにして楽しむ宴。無礼講。

あじゃらし・い【戯らしい】🔗🔉

あじゃらし・い【戯らしい】 〔形口〕ふざけたさま。みだりがましいさま。*滑・膝栗毛‐二「そんなあじゃらしいこたア中絶のウしていますに」

あじゃり【阿闍梨】🔗🔉

あじゃり【阿闍梨】 (梵cryaの音訳。弟子を教授し、その軌範となる師の意)仏語。小乗の律ではこれに出家、受戒、教授、受経、依止(えじ)などの別を教え、また大乗では羯摩(かつま)と教授、密教では、学法灌頂と伝法灌頂をたてる。あざり。 1 密教で、秘法に通じ、伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を受けた者。後に伝法灌頂を受けた僧に宣旨によって与えられる称号。比叡山など七高山、およびその他に祈祷の勅命を受けた僧。一身を限って補せられた貴種の名徳の僧。一身阿闍梨。 2 平安時代、勅旨を奉じて修せられる法会を、已講(いこう)、内供(ないぐ)とともにとり行なう僧。転じて、修法の導師を勤める僧。 3 一般に弟子を教え、その師範となる高徳の僧の尊称。

日国 ページ 377