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かた‐こと【片言】🔗🔉

かた‐こと【片言】 1 語形、発音、言いまわし、使い方などが不完全、不正確なことば。また、不完全、不正確なために意味のよく通じないことば。へんげん。 小児などの未発達でたどたどしい言語。*蜻蛉‐上「かたことなどするほどになりてぞある」なまりのあることば。訛音(かおん)。訛語(かご)。*塵袋‐七「田舎人下などのかたことにするをば」単語をならべたりしただけの不完全な外国語。「英語の片言くらいならしゃべれる」完全ではない言語。 2 一方だけの言うことば。片口(かたくち)。

かた‐こと🔗🔉

かた‐こと 〔副〕かたいものが触れ合って立てる小さな音を表わす語。「ひきだしをかたこといわせる」

かたこと‐まじり【片言交】🔗🔉

かたこと‐まじり【片言交】 片言を交えて話すこと。また、そのことば。

かた‐こびん【片小鬢】🔗🔉

かた‐こびん【片小鬢】 片方の鬢の先端。片方の小鬢。中世は姦通罪の刑罰として、近世は郭(くるわ)の制裁として、男の一方の小鬢をそり落とすことがあった。かたこうびん。

かた‐こま【片駒】🔗🔉

かた‐こま【片駒】 将棋で、飛車または角行のいずれか一方。また、実力の上の者が、飛車か角行の片方を落として勝負すること。一枚落ち。

かた‐こま【肩駒】🔗🔉

かた‐こま【肩駒】 =かたぐるま(肩車)1

カタコム🔗🔉

カタコム →カタコンブ

かた‐ごめ【型込】🔗🔉

かた‐ごめ【型込】 鋳造で、鋳型をつくる作業。造型。

かたごめ‐き【型込機】🔗🔉

かたごめ‐き【型込機】 鋳物を作る場合に、溶鉄などを流し込む鋳型を作る機械。

カタコンブ🔗🔉

カタコンブ (フランスcatacombes)初期キリスト教徒が地下につくった長廊式の共同墓地。天井や壁面に壁画や文様をのこす。カタコンベ。

かた‐こもち【片子持】🔗🔉

かた‐こもち【片子持】 太い縞の片側に細い筋のあるもの。親子縞。

かたこ‐ゆり【片子百合】🔗🔉

かたこ‐ゆり【片子百合】 「かたくり(片栗)」の異名。

かた‐こり【肩凝】🔗🔉

かた‐こり【肩凝】 肩が重苦しく、こわばったような感じになる症状。

かた‐こんじょう【片根性】(‥コンジャウ)🔗🔉

かた‐こんじょう【片根性】(‥コンジャウ) ねじけた根性。ねじけた心根。片意地の根性。

かた‐さがり【片下】🔗🔉

かた‐さがり【片下】 1 一方が下がっていること。かたおち。 2 特に、着た衣服の一方の裾が下がっていること。

日国 ページ 4206