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かたり‐あか・す【語り明かす】🔗🔉

かたり‐あか・す【語り明かす】 〔他サ五(四)〕 1 話し合いながら夜を明かす。*読・春雨物語‐死首のゑがほ「親子三人こよひの月のひかりに、何事をもかたりあかす」 2 話して事情を明らかにする。説きあかす。*人情・春色恵の花‐初「胸にあまりし浮(うき)ことを、くはしくかたりあかさんにも」

かたり‐あわ・す【語り合わす】(‥あはす)🔗🔉

かたり‐あわ・す【語り合わす】(‥あはす) 〔他サ下二〕互いに話し合う。*枕‐三〇三「宮のうち、殿ばらのことども、かたみにかたりあはせたるを」

かたり‐いい【騙言・衒言】(‥いひ)🔗🔉

かたり‐いい【騙言・衒言】(‥いひ) 金品などをだましとるためにうまいことを言うこと。また、その人。詐欺師。

かたり‐い・ず【語り出ず】(‥いづ)🔗🔉

かたり‐い・ず【語り出ず】(‥いづ) 〔他ダ下二〕ことばに出して話す。また、話し始める。*枕‐二三「『すきずきしうあはれなる事なり』など、かたりいでさせ給ふを」

かたり‐く【語句】🔗🔉

かたり‐く【語句】 1 =かたりぐさ(語種)*虎明本狂言・仁王「後のかたりくにもなる程に」 2 平曲で、琵琶に合わせないで文章だけを朗読調に語ること。また、その文章。素声(しらこえ)。⇔引き句

かたり‐ぐさ【語種】🔗🔉

かたり‐ぐさ【語種】 話の種。話題となるべき事柄。語り句。「後世のかたりぐさ」

カタリナ🔗🔉

カタリナ (Catharina de Siena)イタリアのドミニコ会修道女。聖人。教皇グレゴリウス一一世をアビニョンからローマへ帰還させ、また、イタリア諸都市間の紛争解決に貢献した。(一三四七〜八〇)

かたり‐くち【語口】🔗🔉

かたり‐くち【語口】 落語、浄瑠璃などを語るときの調子や態度。転じて、一般的に話しかけるときの調子、態度などにもいう。語りぶり。

かたり‐ごと【語言】🔗🔉

かたり‐ごと【語言】 順序を立て、結構をととのえてきかせること。また、そのもの。

かたり‐ごと【騙事・衒事】🔗🔉

かたり‐ごと【騙事・衒事】 1 騙りをすること。人をだますこと。 2 江戸時代、人をだまして財物を取ることをいう。程度の軽い場合には入墨、敲(たたき)の刑、公儀に対してや、計画的な場合は死罪。

日国 ページ 4258