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アダージョ🔗🔉

アダージョ (イタリアadagio)〈アダジオ・アダジヨ〉音楽で、ゆっくりと演奏せよの意。ラルゴよりは速く、アンダンテよりはおそい速度。転じて、その速度で奏する交響曲、ソナタなどの楽章。

あた‐あた🔗🔉

あた‐あた 〔感動〕(「あつあつ」の変化か)熱さにたえかねて発する言葉。あついあつい。

あだあだ‐し【徒徒し】🔗🔉

あだあだ‐し【徒徒し】 〔形シク〕 1 不誠実でいいかげんな態度である。無責任である。*狭衣‐一「よにあだあだしくも、思ひ聞え給はじ」 2 移り気である。浮気である。好色がましい。*宇津保‐蔵開中「あだあだしくはいはるれど、さりともと思ひてなん」 3 中身がなく、いいかげんである。内容が空虚で浮薄だ。*読・春雨物語‐二世の縁「仏のをしへは、あだあだしき事のみぞかし」 あだあだし‐さ(名)

あたい【価・値】(あたひ)🔗🔉

あたい【価・値】(あたひ) (相当する意の動詞「あたう(能)」の名詞形か。一説に「あた(当)あひ(合)」の変化ともいう) 1 その物のねうちに匹敵し、相当するもの。*竹取「あたいの金すくなし」 2 ねだん。代金。また、ねだんに相当する金銭。 3 労力に相当する報酬。その金銭または代物。 4 ねうち。価値。→あたいする。*徒然草‐九三「牛のあたひ、鵝毛よりも軽し」 5 数学で、文字や関数の表わす具体的な数。 ●値千金(せんきん) 千金ものねうちがあること。物事の価値を高く評価していう。 ●値無(な)し 1 評価できないほどこの上なく尊い。*万葉‐三四五「価無(あたひなき)宝といふとも」 2 ねうちがない。品格がない。

あたい【直】(あたひ)🔗🔉

あたい【直】(あたひ) 上代、県主(あがたぬし)などの地方豪族に与えられた姓(かばね)の一種。

あたい🔗🔉

あたい 〔代名〕(「わたし(私)」の変化)自称。多くは東京下町または花柳界の婦女子が用いる。

日国 ページ 426