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あだし‐おとこ【他し男・徒し男】(‥をとこ)🔗🔉

あだし‐おとこ【他し男・徒し男】(‥をとこ) 1 (他男)ほかの男。 2 (徒男)誠意のない浮気な男。好色の男。あだおとこ。

あだし‐おんな【他し女・徒し女】(‥をんな)🔗🔉

あだし‐おんな【他し女・徒し女】(‥をんな) 1 (他女)ほかの女。 2 (徒女)実意のない浮気女。好色の女。

あだし‐が‐はら【仇原・徒原】🔗🔉

あだし‐が‐はら【仇原・徒原】 =あだしの(仇野)

あだし‐ぐさ【仇し草】🔗🔉

あだし‐ぐさ【仇し草】 (讎(あだ)し種(ぐさ)の意)害のもととなるもの。禍根。

あだし‐くに【他し国】🔗🔉

あだし‐くに【他し国】 ほかの国。外国。ことくに。

あたじけ‐な・い🔗🔉

あたじけ‐な・い 〔形口〕あたじけな・し〔形ク〕 1 物惜しみをする。けちである。しわい。*雑俳・柳多留‐二「木戸番はあたじけないと首を振り」 2 とるにたりない。貧弱である。*読・操草紙‐二「かかるあたじけなき娘共は」 あたじけな‐さ(名)

あたじけ‐なすび【あたじけ茄子】🔗🔉

あたじけ‐なすび【あたじけ茄子】 (「あたじけない」の「な」と茄子(なすび)をかけたしゃれ)けちんぼ。

あだし‐けむり【徒し煙】🔗🔉

あだし‐けむり【徒し煙】 むなしく消えていく煙。火葬場の煙などをいう。

あだし‐ごころ【徒し心】🔗🔉

あだし‐ごころ【徒し心】 =あだごころ(徒心)

あだし‐ごと【他し事・徒し事】🔗🔉

あだし‐ごと【他し事・徒し事】 1 (他事)ほかの事。余事。 2 (徒事)むだなこと。つまらないこと。不必要なこと。 ●徒し事は=さておき[=さておく・さておきつ] (「閑話休題」と書く)話題を転換する時に用いる言葉。近世中期に中国白話小説を模倣した読本類に多く用いられ、以後流行した。それはさておき。

あだし‐ことば【徒し言葉】🔗🔉

あだし‐ことば【徒し言葉】 口先だけで実のない言葉。

あだし‐たまくら【他し手枕】🔗🔉

あだし‐たまくら【他し手枕】 夫婦などが、それぞれ他の女、他の男と共寝することにいう。

あだし‐ちぎり【徒し契】🔗🔉

あだし‐ちぎり【徒し契】 実行されない約束。

アダジッシモ🔗🔉

アダジッシモ (イタリアadagissimo)音楽で、非常にゆっくりの意。アダージョより遅い速度を示す。

あだし‐な【他し名・徒し名】🔗🔉

あだし‐な【他し名・徒し名】 1 (他名)他の人の名まえ。 2 (徒名)浮き名。浮気の評判。恋愛の評判。

日国 ページ 433