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かん【環】(クヮン)🔗⭐🔉
かん【環】(クヮン)
代数系の一つ。二つの演算(加法、乗法)をもつ集合Rが、(イ)加法について可換群である、(ロ)乗法について、結合法則がなりたつ、(ハ)乗法の加法に対する分配法則がなりたつ、の三条件を満たすときをいう。整数全体や偶数全体は通常の加法、乗法に関して環である。
かん【癇】🔗⭐🔉
かん【癇】
1 発作的に、痙攣(けいれん)、失神などの症状をあらわす疾患。癲癇(てんかん)、ひきつけの類。
2 神経痛の総称。
3 神経が過敏で、ちょっとしたことでも興奮したり、いらいらしたりする性質や気持。疳(かん)。「癇が強い」
●癇が=立(た)つ[=たかぶる]
神経質になっていらいらする。
●癇に=さわる[=触(ふ)れる]
腹だたしく思う。気に入らない。しゃくにさわる。「癇にさわることを言う」
かん【韓】🔗⭐🔉
かん【韓】
中国、戦国時代に現在の山西省南東部から河南省中部を領有した国。晋に仕えた韓氏が、趙氏、魏氏とともに勢力を増して、紀元前四〇三年諸侯として認められ、晋を滅ぼしてその領土を三分。さらに鄭国を滅ぼして国都を鄭に移し、その後、戦国七雄の一つとして重きをなしたが、紀元前二三〇年、秦によって滅ぼされた。
⇒さんかん(三韓)
李氏朝鮮が一八九六年から一九一0年の日韓併合の時まで用いた国号。大韓。
大韓民国。




かん【駻】🔗⭐🔉
かん【駻】
馬の、勢いが強くてあらっぽい性質。
かん【簡】🔗⭐🔉
かん【簡】
1 (形動)簡単なこと。繁雑でないこと。*俳・白馬「且それ簡にして方丈なるもの二間」
2 古く、中国で、文字を記した竹のふだ。竹簡。簡札。
3 手紙。
●簡にして要を得る
簡単ながら、要領を得ている。
日国 ページ 4808。