複数辞典一括検索+

あて‐わざ【当技】🔗🔉

あて‐わざ【当技】 =あてみ(当身)1

アデン🔗🔉

アデン (Aden)アラビア半島南西部、アデン湾に臨む都市。古くからの通商上の要地。一九三七年イギリス直轄植民地。六七年、近隣地域と合わせて南イエメン人民共和国が成立。七〇年イエメン民主人民共和国に改称するとともに、その首都となった。九〇年イエメン・アラブ共和国(北イエメン)と統合しイエメン共和国となり、アデンは首都ではなくなった。

アテンション🔗🔉

アテンション (英attention)注意。留意。「アテンションプリーズ」

ア‐テンポ🔗🔉

ア‐テンポ (イタリアa tempo)曲の途中で変化させた演奏速度を、もとに戻すこと。

あと【後】🔗🔉

あと【後】 (「跡(あと)」の意義が拡大したものという) 1 空間的なうしろ。⇔さき。 後方。背後。うしろ。*源氏‐末摘花「われも行く方あれど、あとにつきてうかがひけり」後方の守りをする軍勢。後衛。「あとぞなえ(後備)」*太平記‐七「追手も、跡(アト)より懸り候ふらん」 2 時間的な後。⇔さき。 ある事柄があった後。以後。のち。*隆信集「横雲の晴れゆくあとの明けぼのに」特に、人の死後。死後の霊。追善供養などもいう。*源氏‐明石「更にのちのあとの名をはぶくとても、たけき事もあらじ」 3 現在から振り返ってみた過去の時点。前(まえ)。さき。*虎寛本狂言・地蔵舞「是と存た成らば、跡の宿でやどをとらう物を」*浮・好色一代男‐六「引ふねの女は、あとにかへし」 4 行為や事件が終わった後の状態。*日葡辞書「タツ トリモ atouo(アトヲ) ニゴサヌ」 5 ある部分を別にして、その後に残ったもの。それ以外の人や事柄。*人情・春色梅児誉美‐初「私が七十両、跡(アト)は外の者へつかはします」 6 家系、役目などを継ぐこと。また、その人。後継者。→跡(あと)7。 子孫。後裔(こうえい)。「あとが絶え果てる」後任者。後継者。後妻。のちぞい。「後をもらう」 7 浄瑠璃で、事件が一段落した切り場のあとに、後段の趣向の呼び出し、または伏線となる語り場の称。「仮名手本忠臣蔵‐四段目・裏門の場」、「加賀見山旧錦絵‐奥庭の場」などの類。落合(おちあい)。 ●後に直(なお)す 妻の死後、かねて縁のあった女性を後妻として迎える。 ●後の雁(かり・がん)が先になる あとから来たものが前のものの先になる。後輩が先輩を追い越したり、若い者が先に死んだりすることなどにいう。 ●後の事(こと) なくなった人をとむらうさまざまの仏事。 ●後の涼(すず)み 京都の四条河原で陰暦七月の一か月間行なわれる納涼の称。六月七日(のちには六日)から一八日まで催される納涼を「すずみ」とよぶのに対していう。「あとすずみ」とは別。 ●後の月(つき) 前の月。先月。あとげつ。 ●後の祭(まつり) 1 祭礼の翌日。また、その日、神饌を下げて飲食すること。後宴。 2 物事が、その時機をはずして、無益なものになってしまうこと。手おくれ。 3 (男女の交わりを、隠語で「おまつり」というところから)男色の異称。 ●後は野となれ山となれ 当面のことさえ済めば、その先のことや、その結果はどうなってもかまわない。 ●後へ引(ひ)く 相手と妥協して、自分の意見、立場を引っ込める。譲歩する。*人情・英対暖語‐二「斯なって見りゃア、今更後へ引くものかネ」 ●後へも先へもやらぬ 身動きをさせない。その場を去らせない。 ●後へも先へも行かぬ 動きがとれなくなり、途方にくれる。にっちもさっちも行かぬ進退きわまる。 ●後や先(さき) 1 あとになり先になりして行くさま。 2 会話、文章、思考などが、前後とり乱れていてまとまりのないさま。 ●後を黒(くろ)む 戦いの際、背後の方を守る。後方から援護する。 ●後を詰(つ)める 1 あとの事の約束を固める。 2 遊里で、客が遊女を、翌朝まで買い切る。 3 結末をつける。終わらせる。 ●後を引(ひ)く きまりがつかずいつまでも続く。また、いつまでも続けてする。主に飲食や好みなどについていう。*浮・男色大鑑‐七「跡引て明暮恋にせめられ」

日国 ページ 496