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あと‐ぶつ【阿堵物】🔗🔉

あと‐ぶつ【阿堵物】 (中国、六朝時代の俗語で、「このもの」「こんなもの」の意。晋の王衍(おうえん)が金銭を忌んで「このもの」と言ったところから)金銭のこと。阿堵。阿堵の物。

あと‐ふところ【後懐・跡懐】🔗🔉

あと‐ふところ【後懐・跡懐】 養い親が実子同様に育てること。また、養い親の手もと。*平家‐四「聊かゆかり候ふあひだ、跡ふところで生したてて」

あと‐ぶね【後船】🔗🔉

あと‐ぶね【後船】 1 次に入港する船。 2 江戸時代の劇場で、二階正面の観客席の後方をいう。普通引舟(ひきふね)といわれる桟敷の後方に位置するところからの名称。 3 二度目の妊娠をいう俗語。

あと‐べ【後方・脚辺】🔗🔉

あと‐べ【後方・脚辺】 (上代は「あとへ」) 1 寝ている足のほう。⇔枕辺。*書紀‐神代上「脚辺、此をば阿度陛(アトヘ)と云ふ」 2 後方。しりえ。

あと‐べ【跡部】🔗🔉

あと‐べ【跡部】 1 =とみ(跡見) 2 質の悪い厚紙の名。板張り。

あとべ【跡部】🔗🔉

あとべ【跡部】 姓氏。

あとべ‐よしあき【跡部良顕】🔗🔉

あとべ‐よしあき【跡部良顕】 江戸中期の垂加流神道家。神儒一致の説を唱え、南朝正統論を平易に説いた。著に「南朝編年録」など。(一六五九〜一七二九)

あと‐へん【足偏】🔗🔉

あと‐へん【足偏】 1 「あしへん(足偏)」の古称。 2 (「跡(あと)」が足偏であるところから)事のすんだあと。あとの祭。過去。また、うしろ。あと。*浄・浦島年代記‐一「泊瀬の皇子都へ入らば何をしても跡へん」

アドベンチャー🔗🔉

アドベンチャー (英adventure)冒険。

あと‐ぼう【後棒】🔗🔉

あと‐ぼう【後棒】 駕籠の棒の、後ろの人が担ぐ部分。また、それを担ぐ人。⇔先棒 ●後棒を担(かつ)ぐ 主謀者の手助けとして事に加わる。一役買う。

日国 ページ 511