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くるま‐あらそい【車争】(‥あらそひ)🔗🔉

くるま‐あらそい【車争】(‥あらそひ) 1 祭見物などのとき、牛車(ぎっしゃ)をとめる場所のことが原因で、たがいの従者などが争うこと。車立論(くるまたてろん)。*源氏‐葵「はかなかりし所の車あらそひに」 2 画題。「源氏物語」葵の巻で、六条の御息所と葵の上の車とが立場(たてば)を争ったことを描く。

くるま‐い【車井】(‥ゐ)🔗🔉

くるま‐い【車井】(‥ゐ) =くるまいど(車井戸)

くるま‐いす【車椅子】🔗🔉

くるま‐いす【車椅子】 歩行に不自由な人が、すわったまま、両側につけた大きな車輪を手で操作して、自由に動きまわれるようにした椅子。電動式もある。

くるま‐いど【車井戸】(‥ゐど)🔗🔉

くるま‐いど【車井戸】(‥ゐど) 滑車に綱をかけ、その両端に釣瓶(つるべ)をつけて、綱を上下することで水を汲むしかけの井戸。くるまき。

くるま‐うし【車牛】🔗🔉

くるま‐うし【車牛】 (古く「くるまうじ」とも)牛車(ぎっしゃ)をひく牛。*宇津保‐国譲下「宮の御車はあかすけにて手車の大きなるやうなり。あめなる御くるまうしかけたり」

くるま‐えび【車海老】🔗🔉

くるま‐えび【車海老】 クルマエビ科のエビ。北海道南部以南の浅海に分布するが、東京湾以南の内湾の砂地に多い。養殖もされる。大きなものでは体長二五センチメートルぐらいになる。体色は大きさにより、やや異なるが、薄い褐色または青の地に茶褐色の縞模様がある。体を丸く曲げると、縞模様が車の輪の輻(や)のようにみえる。産卵期は五月下旬から九月上旬。美味。くるま。

日国 ページ 6410