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あら‐おだ【荒小田・新小田】(‥をだ)🔗🔉

あら‐おだ【荒小田・新小田】(‥をだ) 荒れたまま、まだ手を入れていない田。一説に新たに開いた田。*古今‐八一七「あらを田をあらすき返し」

あらおだ‐を【荒小田を】(あらをだ‥)🔗🔉

あらおだ‐を【荒小田を】(あらをだ‥) 「荒れた田を鋤(すき)でうちかえす」というつづきで、「かえす」にかかる。

あら‐おり【粗織】🔗🔉

あら‐おり【粗織】 そまつな糸で目をあらく織ること。また、その織物。

あら‐か【殿】🔗🔉

あら‐か【殿】 (「在処(あらか)」の意。多く「御(み)」を伴って用いる)宮殿。居所。→みあらか(御殿)

あらがい【争・諍】(あらがひ)🔗🔉

あらがい【争・諍】(あらがひ) 1 相手のことばを否定して、自分の考えを言い張ること。争い。 2 賭け事の争い。 ●争い木登り川渡り 危険なこととして、避けるべきものをあげ、無益な行為に身をさらすことを戒めたもの。

あらがい‐かく・す【争い隠す】(あらがひ‥)🔗🔉

あらがい‐かく・す【争い隠す】(あらがひ‥) 〔他サ四〕事実に反したことを言い張って、真相をかくす。

あらがい‐ごと【争事】(あらがひ‥)🔗🔉

あらがい‐ごと【争事】(あらがひ‥) 1 あらそいごと。競争。 2 かけごと。賭博(とばく)。

あらがい‐どころ【争所】(あらがひ‥)🔗🔉

あらがい‐どころ【争所】(あらがひ‥) 言いひらき。申しひらき。弁解。弁明。

あらがい‐はる・く【争い晴るく】(あらがひ‥)🔗🔉

あらがい‐はる・く【争い晴るく】(あらがひ‥) 〔他カ下二〕言いあらそって疑いをとく。弁明する。*源氏‐夕霧「あらがひはるけむ言の葉もなくて、ただ打ち泣き給へる」

あらが・う【争う・諍う】(あらがふ)🔗🔉

あらが・う【争う・諍う】(あらがふ) 〔自ワ五(ハ四)〕 1 相手の言うことを否定して自分の考えを言い張る。言い争う。*後撰‐七八二「誓ひてしこともゆゆしくあらがふなゆめ」 2 賭け事で張り合う。賭けで確かにこうなると主張する。*枕‐八七「いひそめてんことはとて、かたうあらがひつ」 3 力ずくで張り合う。争う。抵抗する。*浄・妹背山婦女庭訓‐一「あらがふとなぶり殺し」

あら‐がき【粗垣・荒籬】🔗🔉

あら‐がき【粗垣・荒籬】 (「あらかき」とも) 1 柱と貫(ぬき)の間隔をあらくまばらに作った垣根。 2 とくに、清浄なものとして神社などの外側に設けられた目のあらい垣根。 3 (荒籬)朝鮮茶碗の銘。彫三島(ほりみしま)で、檜垣の模様を刻してある。

日国 ページ 691