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こと‐と【事跡】🔗🔉

こと‐と【事跡】 (事の跡(あと)の意)なしとげた成果。業績。事蹟(じせき)。*万葉‐四二五一「君が事跡(ことと)を負ひてし行かむ」

こと‐と【事と・殊と】🔗🔉

こと‐と【事と・殊と】 〔副〕(名詞「こと」に助詞「と」が付いてできた語) 1 一つの事柄を、特にその事ととり立てることを表わす。とりわけ。格別。*家持集‐秋「秋風はこととふきぬるしろたへのわがときごろもぬふ人もなし」 2 一つの事柄が、その事一つを目的とするかのように行なわれる有様を表わす。もっぱら。ひたすら。一途に。ずんずん。すっかり。*蜻蛉‐下「いかがすべきなどいふほどに、ことと明けはてて、簑、笠やと人はさわぐ」

こと‐とい【言問・事問】(‥とひ)🔗🔉

こと‐とい【言問・事問】(‥とひ) (「ことどい」とも)たずねとうこと。ともにかたること。また、睦(むつ)まじくことばをかわすこと。質問。*万葉‐八八四「今日や過ぎなむ己等騰比(コトドヒ)もなく」 (言問)東京都墨田区向島の北部、隅田川東岸の地域の旧称。在原業平の歌「名にし負はばいざ事とはむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」にちなむと伝えられる。

こととい‐だんご【言問団子】(こととひ‥)🔗🔉

こととい‐だんご【言問団子】(こととひ‥) 東京都墨田区向島の言問橋付近で売る名物の団子。江戸末期の創製。

こととい‐ばし【言問橋】(こととひ‥)🔗🔉

こととい‐ばし【言問橋】(こととひ‥) 東京都台東区浅草と墨田区向島を結ぶ隅田川にかかる橋。ゲルバー式鋼板桁橋。昭和三年完成。架橋前には「竹屋の渡し」があった。

こと‐と・う【言問う・事問う】(‥とふ)🔗🔉

こと‐と・う【言問う・事問う】(‥とふ) 〔自ハ四〕 1 ものをいう。口をきく。*万葉‐八一二「許等騰波(コトトハ)ぬ木にもありとも」 2 話をする。ことばをかける。また、愛のことばをかわす。*万葉‐三五一〇「今日行きて妹に許等杼比(コトドヒ)明日帰り来む」 3 たずねる。質問する。*伊勢‐九「名にし負はばいざ事とはむ都鳥」 4 おとずれる。訪問する。*後撰‐七八「年をへて花のたよりに事とはばいとどあだなる名をや立ちなん」

こと‐とがめ【言咎】🔗🔉

こと‐とがめ【言咎】 とがめだてすること。言いとがめること。詰問。ことばとがめ。*万葉‐二九一二「人の見て事害目(こととがめ)せぬ夢にわれ今夜至らむ屋戸閉(さ)すなゆめ」

こと‐とき【異時】🔗🔉

こと‐とき【異時】 異なる時。他の時。別の時。

こと‐と・し【言疾し】🔗🔉

こと‐と・し【言疾し】 〔形ク〕人のものいいが激しい。人の口がやかましい。*万葉‐二七一二「言急(こととく)は中は淀(よど)ませ水(み)無し川絶ゆといふことを有りこすなゆめ」

こと‐とまり【異泊】🔗🔉

こと‐とまり【異泊】 他の船着き場。別の港。

こと‐とり【事取】🔗🔉

こと‐とり【事取】 多くの人の上に立って、物事を取り行なうこと。また、その人。*枕‐八〇「傀儡(くぐつ)のこととり」

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