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じっせん‐りせい【実践理性】🔗🔉

じっせん‐りせい【実践理性】 (ドイツpraktische Vernunftの訳語)道徳法則をうち立て、意志行動(行為)を規定する理性。善と認めたものを実現しようとする道徳的意志規定の能力。特にカントの哲学では、理論的には認識できないような自由・霊魂不滅性・神という概念を、道徳性のために実在性を持つものとして要求する点で、実践理性は理論理性に対し優位であるとされる。⇔純粋理性

じっせんりせいひはん【実践理性批判】🔗🔉

じっせんりせいひはん【実践理性批判】 (ドイツKritik der praktischen Vernunft)哲学書。カント著。一七八八年成立。形而上学的な物自体の世界を道徳的意識によって認識し「定言的命令」による意志の自律に自由を求め、魂の不滅と神の存在について論じる。「純粋理性批判」「判断力批判」とともに三批判書といわれる。通称「第二批判」。

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