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かつま【羯磨】🔗🔉

かつま【羯磨】 (梵Karmaの音訳)仏語。 1 (天台宗、浄土宗などでは「かつま」、律宗、真言宗などでは「こんま」という)広義には儀式、作法のこと。通常は戒律上の受戒、懺悔、結界などの折の作法をいい、密教では如来のはたらき、諸尊の威儀などの意に用いる。 2 「かつまこんごう(羯磨金剛)」の略。

かつま‐こんごう【羯磨金剛】(‥コンガウ)🔗🔉

かつま‐こんごう【羯磨金剛】(‥コンガウ) 三鈷杵(さんこしょ)を十字に組み合わせた密教修法具。仏に本来備わっている智慧(ちえ)のはたらきを象徴する金剛杵の一種。多くは銅でつくる。羯磨。

かつまこんごう‐もくろく【羯磨金剛目録】(カツマコンガウ‥)🔗🔉

かつまこんごう‐もくろく【羯磨金剛目録】(カツマコンガウ‥) 最澄が、延暦二四年唐から帰国の際持ち帰った品を比叡山に納めた時の自筆の目録。首部が欠失し、書き出しに羯磨金剛とあるところから、この名がある。国宝。延暦寺蔵。

こんま【羯磨】🔗🔉

こんま【羯磨】 (梵karmaの音訳。業(ごう)、所作などと訳す)仏語。受戒、懺悔など、戒律上の行事を行うときの所作をいう。南都の諸寺や真言宗では「こんま」、天台宗、浄土宗では「かつま」と読む。

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