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●袖の淵(ふち)🔗🔉

●袖の淵(ふち) あふれ流れる涙が衣の袖に淵をなすの意で、涙が多く流れることのたとえ。 ●袖の湊(みなと) 泣き声とともに衣の袖にふりかかる涙を、港に打ち寄せて騒ぐ波にたとえていう語。 ⇒親見出し ●袖の別(わか)れ 男女が互いに重ね合わせた袖を解き放して別れること。 ●袖の渡り ⇒親見出し ●袖振り合うも=他生(たしょう)[=多生(たしょう)]の縁 見知らぬ人と袖が触れ合う程度のことも前世からの因縁によるとの意。どんな小さな事、ちょっとした人との交渉もすべて深い宿縁によって起こるのだということ。 ●袖振(ふ)る 1 合図としたり、別れを惜しんだりして、袖を振る。 2 袖を振って舞う。 ●袖纏(ま)き干す ぬれた袖を共寝の枕にしてかわかす。 ●袖行く水 袖を流れる水の意で、涙のこと。 ●袖別(わか)る 袂(たもと)を分かつ。わかれる。 ●袖を返(かえ)す 1 袖を裏返しにする。昔は、こうして寝ると、思う人が自分の夢の中に現れる、または、思う人の夢に自分が現れることができると言い伝えられていた。 2 袖をひるがえす。 ●袖を絞(しぼ)る 涙でぬれた袖を絞る。ひどく悲しんで泣くさまにいう。 ●袖を詰(つ)める 女子が成人に達し、または結婚して、振袖をやめ、袖丈を短くする。袖を留める。 ●袖を連(つら)ねる 大勢の人が連れ立ち、並ぶさまにいう。 ●袖を通(とお)す 衣服の袖に手を通して着る。特に新しい着物を着る時にいう。 ●袖を留(と)める =そで(袖)を詰める ●袖を濡(ぬ)らす 雨、露、涙などで袖をぬらす。涙を流して泣く。 ●袖を控(ひか)える 袖をとらえて引きとめる。 ●袖を引(ひ)く 1 袖をとって人を誘う。 2 袖を引っぱって、そっと注意を与える。 ●袖を広(ひろ)ぐ 物乞いをする者が、袖を広げてその上に受ける。乞食をする。 ●袖を塞(ふさ)ぐ 袖のわきあけを縫い合わせてふさぐ。近世には、男女とも、元服以後は振袖から留袖に変えるのを常とした。わきをふさぐ。 ●袖を干(ほ)す 水や涙でぬれた袖をかわかす。悲しみや苦労がなくなる。多く、否定的な表現で用いられる。 ●袖を分(わ)かつ 人と別れる。また、関係を断つ。袂(たもと)を分かつ。 そで 1 山の背面。山嶺の向こう側。 2 戸外。そと。

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